皆さんこんにちは。唐突ですが、サイアーライン・・・じゃない。それは競馬の話でしたごめんなさい。
ギャンブルは好きではありませんが、競馬は昔からレースを見るのが好きでディープインパクトやブエナビスタなんかは特に好きな競走馬でした。
今日は僕の好きな競走馬10選をお送りし・・・ません。競走馬を紹介するブログではありませんでした。
気を散り直して本題にはいりますが、今日は、写真に於けるリーディングラインとその効果について です!もし、競走馬の話が出てきたら全力で止めてくださいね。
目次
リーディングラインについて

毎度の事ながら先に答えを述べたいと思います。写真に於けるリーディングラインとは視線誘導線の事を言います。このリーディングラインは写真撮影では様々な撮影方法で用いられ、海外では構図の一つとして扱う事もあるみたいですね。
ラインとか線ってくらいだから直線的な物を想像しがちですが、必ずしも直線的なものではなくて、あくまで人間の視線を誘導できるような線であれば、曲がっていようが何しようがそれはリーディングラインになります。
一般的にリーディングラインとして良く使用されるのが、道や川などが多いですね。
リーディングラインの重要性
ではそのリーディングラインがどのような役割を持つのか、そこが重要ですよね。
人は客観的に写真を見た時に無意識にそこにある線を目で追ってしまう哀れな生き物なのです。
リーディングラインを構図に取り入れる事で、写真に奥行き感を出したり、リーディングライン上に被写体を配置する事で、被写体を際立たせるといった効果も期待出来ます。
つまりこのリーディングラインを活かさない手はないのです。
リーディングラインを活かす方法
とは言っても考えれば分かる事なんですが、先程一般的にリーディングラインとして使用されるのは道や川だと言いました。
「じゃあ、道や川が構図の中に入っていればいいんかい」って言われそうですが、確かに構図内で入っていればそれはリーディングラインに成り得ます。
だけどちょっと待って下さい。
例えば、奥行き感を出したい写真で道や川を真横に入れると写真にまとまりがなくなってしまいますよね。
あくまで、例えばの話です。基本的に奥行き感を意識していれば自然とリーディングラインも奥行き感があるように撮っていると思うので大丈夫かと思いますが、これからは奥行き感を意識する際はリーディングラインも意識してみてはいかがでしょうか。
リーディングラインは道と川だけなの?
さっきからリーディングラインと言えば、道とか川って言ってますがそれ以外にも沢山のリーディングラインが溢れています。
先述している、道や川はもちろん階段や柵、橋や海岸線、波や草など自然のものだってリーディングラインとして活用できます。
リーディングラインを意識した作例

赤い線がリーディングラインとなり得る線です。見る人の視線は下から上へと誘導されます。

この写真も赤いラインが視線誘導となり奥行きを持たせてくれています。
なかなかいい作例がなくてごめんなさいですが、今回はリーディングラインの意味合いと重要性を理解してもらえたらいいかと思います。
リーディングラインまとめ
写真を撮影する際には、奥行き感だとか構図だとか色々と意識する事は多いかと思いますが、このリーディングラインも意識することで視線誘導できて写真が活きるので、ぜひ意識してみて下さいね!