昨年の2019年の暮れに中国は武漢市で発生してからというものの、今年に入り世界的大流行(パンデミック)を引き起こしている新型コロナウイルス。(通称:COVID-19)我が国、日本でも日に日に感染者が増え続けている現状の中で、ようやく日本政府は7日に「緊急事態宣言」を発令しました。

目次

外出自粛の中でどう写真と関わる

桜

それ以前から感染を抑制するために不要不急の外出は控えるように要請は出されていましたが、なかなか完全に浸透するにはいたらずで、恐らく気付いた時には遅かったって感じになるんでしょうね。僕の住んでいる長野県でも感染者が増え続けています。感染者の中には、外出自粛要請が出ている中で感染者の多い地域へ遊びに行ったとか聞きますが、何を考えているのでしょうか。「自分は大丈夫」とか思っている方がいましたら、すぐにでも考えを改めてほしいと思います。

現在のアメリカやスペイン、イタリアで起こっている事が近い将来に日本でも起こり得る可能性は十二分に有り得る事だと認識した方がいいです。いや、もしかしたら既に始まっているのかもしれませんね。日本人は規律を守り、自分勝手な事をしないと外国の方で仰る方もいますが、最近では政府が食料やトイレットペーパーの備蓄は十分にあると言いながらも買い占めが起きているわけで、日本人だからとかではなく、人間は危機を感じたら誰しも自己防衛本能の上で行動すると思います。偉そうな事を言っていますが、恐らく僕も本当の危機を感じたら自己防衛な行動をとると思います。

とりあえず、ボヤいても仕方ないと思いますが、コロナが終息する日までは「明日は我が身」「自分は感染者」という気持ちで生活しようと思います。

少し気が落ちるような前フリで始まって申し訳ないと思いながら、やはり大切な事なのでお伝えさせていただきました。

外出自粛要請を受ける中で皆さん自宅でどう過ごされていますか?今日は、カメラや写真を趣味とする僕が外出自粛要請中の自宅でカメラや写真に関係した過ごし方を提案したいと思います。

外出自粛要請について

感染防止

ここはカメラに関係ないのですが、タイムリーな話題なので伝えさせてください。そもそも、あくまで要請なのでこの外出自粛要請に強制力はありません。

海外みたいに禁止にしちゃえば、コロナ感染の抑制にもなると思うのですが日本の法律では禁止にする事は出来ないみたいですね。なので、外出する際に書類などは必要ないし、当然罰則や罰金もありません。緊急事態宣言って言っても、こちらも強制力がないので、正直なところ何の意味があるの?って思ってしまいますね。

一人一人のモラルが試される時です。

カメラと写真に関わる過ごし方

カメラ

不謹慎な物言いかもしれませんが、僕はこの外出自粛をいい意味として捉える事にしました。

例えば、コロナが流行する前は休みの日はもっぱら撮影に行ってしまっていたので、しっかりと自分の作品と向き合う事はなかなか出来ませんでした。というか、しなかったって言う方が正しいかもしれません。

そこで、これを機に自分の作品と向き合ったり、レタッチの技術を磨いたり、カメラや写真に関する書籍を読んで知識を身に着けたりしようと思います。

では、カメラや写真を趣味とする僕が、カメラや写真に関係する家での過ごし方を提案したいと思います。

過去の写真と向き合う

皆さん、自分が撮影した過去の写真を振り返ったりしていますか?僕は過去を振り返らないタイプなのであまり過去の写真を見返す事がありませんでした。

今回、外出自粛の中で過去の作品を見返して、色々な改善点などが見つかりました。それにより「次はこうしよう」とか「こんな構図で撮影してみよう」とかが見えてきます。写真の世界に於いても予習と復習は大切って事に今更ながら気付くことができました。

レタッチ(写真編集)技術を磨く

これまでは何百枚と撮影した中から写真を選定し、レタッチをしていました。ここまでは当たり前の事なのですが、結局作業に追われていつも似たようなレタッチになってしまっていたのです。レタッチのマンネリ化ですね。

外出自粛を受け最近ではSNSなどで、有名なフォトグラファーさん達が「家でレタッチしよう!」と言って、自分達の撮影したRAWデータを公開してくれています。人の作品をレタッチする機会はこれまでなかったことなので、新鮮な感じで楽しいです。

自分が行ったことない場所の写真もレタッチ出来るのはいい経験ですね。有名フォトグラファーの素敵な写真を自分好みにレタッチ出来るのは今しかできない経験です。(もちろん悪用・転載は禁止!)これからは今まで撮影に費やしていた時間をレタッチの技術磨きに使って、コロナが終息した時にはレタッチ名人になっていることを約束します!

カメラ・写真に関する書籍を読む

これまでカメラや写真に関する雑誌や本を読むことはありませんでした。雑誌などを読む時間があったら撮影に行きたかったし、雑誌に書いてある事は調べればネット上に転がっているので読む必要がないと踏んでいたのです。

で、先日初めてカメラ雑誌を購入し、家で読んでいました。正直、ネットのブログ記事よりも情報が一冊にまとまっているので読みやすかったし、非常に分かりやすかったというのが感想です。なので、もう一冊違う雑誌を購入し読んでいます。

ネットの情報だけを拾ってくるのもいいかと思いますが、しっかりと写真や図で解説してくれているのは大変分かりやすく有り難い事です。

また、投稿者の写真を解説しているのも僕みたいな「なんちゃってカメラマン」には嬉しいですね。だって、雑誌に載っている写真ってどれも素敵に見えるので気をつけるべき点が分かりにくいんですよね。人の感性にもよりますが、解説を見て作品の捉え方だったり構図だったり、作品に対する視点は非常に勉強になります。

物撮りの練習をする

普段、風景写真を撮影する僕にとって物撮りは未知の世界です。屋内での物撮りは非常に難しく、設定もそうだし、被写体の配置など色々な所に気を使わなければなりません。

風景写真でも画角の四隅は特に気を使いますが、被写体の位置を変える事は不可能です。

物撮りに関しては、被写体の位置を変更したりして全体のバランスなどを考える必要があります。それプラス、光の使い方なども勉強できるかと思います。屋内での物撮り撮影は部屋の照明だけだと暗くなったり、影が画角に入ったりするのでライティングが重要だと思われます。風景撮影でストロボ光を使用するシーンは日中シンクロぐらいなのでライティング知識もこれを機に多少でも勉強できたらなと思います。

この外出自粛期間中に物撮りのノウハウを学び、少しでも今後の撮影に活かせればいいなと思います。

カメラと写真との家での過ごし方まとめ

地球

コロナはきっと遅かれ早かれ終息すると信じています。

まずは、自分の命や生活を守る、自分の大切な人を守る行動をとるようにしましょう。その為には、自宅での過ごし方を有意義なものにしないといけません。いつかコロナが終息した時に、今よりカメラや写真の技術が向上しているように意義のある「おうち時間」を過ごしましょう!