2020年
登場人物A

2020年も最終日だね。この一年はどんな年だった?

登場人物B

今年はなんと言ってもコロナウイルスじゃないかしら。コロナウイルスのおかげで色々と生活が変化してしまったわ。

登場人物A

そうだね。コロナウイルスは撮影にも影響を及ぼしたからね。なかなか思うように撮影に行けなかったのは凄くストレスの溜まる一年だったけど、それと同時に撮影の楽しさを再認識した一年でもあったね。今日は、2020年のカメラ業界の動向を振り返ってみようと思います!

2020年も年の瀬という事で、皆さんにとって2020年はどんな一年だったでしょうか?

世界情勢を見れば、新型コロナウイルスの流行によりいろいろな事が変化した一年だったように思います。感染拡大防止の為に緊急事態宣言が発令され、外出自粛を余儀なくされたりもしました。

それにより、家で仕事が出来る方法として リモート会議 などのオンラインを使用した事業(アプリなど)などが非常に普及した一年に思います。

僕の友人も、東京でバリバリ仕事していたのですが緊急事態宣言下で会社への出勤が制限され、リモートを導入した事によって東京にいる必要がなくなったと言っていました。

結果、2020年のお盆のタイミングで大学時代を含め約17年住んだ東京から地元へ帰省してきました。「こんな感じで帰省するとは思わなかったけど、地元はやっぱいいな」と言っていた友人の言葉が忘れられません。

未だに新型コロナウイルスが猛威を奮う中で新しい生活様式を取り入れながらなんとか楽しく生きていきたいものです。

さて、今日のお話は何かというと久しぶりに雑談っぽいネタでも書いてみようかなと思いました。

テーマは2020年 カメラ業界の動向を振り返ってみよう と題して年末らしくダラダラ書いていこうと思います(笑)

▼ この記事で分かる事
  • 2020年に発売された一眼レフカメラ
  • 2020年に発売されたミラーレスカメラ
  • 2020年に発売されたカメラから分かる事(考察)
  • カメラ性能の進化

2020年発売されたカメラ一覧

カメラ

まずは2020年に発売されたカメラを見ていきましょう。時系列はバラバラかもしれませんがそこは愛嬌ってことで勘弁してくださいね。

デジタル一眼レフカメラ本体

  • Canon EOS-1D X Mark III
  • Nikon D6
  • Nikon D780
  • Canon EOS Kiss X 10i

デジタル一眼レフカメラとしては、CanonやNikonともにフラグシップモデルの新機種が発売されましたね。

本来ならオリンピックイヤーって事もあり、各メーカーが高性能なカメラで高品質な写真を撮影する事を望んで開発していただけに、オリンピックの延期は非常に残念でした。

ミラーレス一眼カメラ本体

  • Canon EOS R5
  • Canon EOS R6
  • Canon EOS Kiss M II
  • Nikon Z5
  • Nikon Z6 II
  • Nikon Z7 II
  • SONY a7S III
  • SONY a7C
  • OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
  • Panasonic LUMIX DC-S5
  • FUJIFILM X-S10
登場人物A

2020年はh数多くのミラーレスカメラが発売された一年だったね。

登場人物B

そうね。なんか時代の流れを感じる一年だったわ。

登場人物A

いよいよ本格的に一眼レフカメラからミラーレスカメラへの時代に変化していくんだろうね。とは言ってもなかなかの価格設定に驚かされたけどね(笑)

ミラーレスカメラに関しては多くの話題製品が発売となりました。その中でもCanonの EOS R5 & EOS R6 は2020年のカメラ業界の話題を独り占めした感が個人的にはあります。

想像以上のスペック・想像以上の価格設定でこのコロナ禍に出してきたCanonさんには非常に驚かされました。売れ行きは好調みたいですね。Canon党の僕としては嬉しい限りです。

え?僕ですか?僕は結局、価格にチキって購入していません。今でも、EOS 6D が僕の恋人です。

とまぁ、一眼レフとミラーレスカメラだけでも数多くのカメラがリリースされてきました。ここにコンデジなども全機種紹介したら、良く分からなくなってしまうので割愛します。

もしコンデジ製品で一つ取り上げるなら、SONY VLOGCAM ZV-1 でしょうか。

動画コンテンツの爆発的な普及により、SONYが発売したこちらの機種は動画クリエイター向けの機種となっており多くの人が注目した製品でしたね。

動画を撮影するのに機材が重くてはやる気も削がれるので軽くて気軽に撮影できるこの機種はまさに動画クリエイター用カメラですね。

時代のニーズに合わせた商品作りをする事は企業にとって非常に重要な事だと思います。うん。

2020年に発売されたカメラから分かる事

動向

この2020年に発売されたカメラから分かる事。それは、各メーカーがミラーレスカメラに注力し始めている事です。

ミラーレスカメラの火付け役となったSONYはもちろんですが、CanonやNikonもここに来て自社の主力となり得るミラーレスカメラの発売にこぎ着けました。

もちろん勘違いしてほしくないのは、2020年以前から各社ミラーレスカメラの開発に注力していました。一眼レフカメラ市場は衰退に一途を辿っています。この流れはそうそう変えられる物でもないです。時代は常に新しい物や高性能な物に移行していくものなので仕方ない事ではありますよね。

その代表的な例がコンパクトデジタルカメラです。

コンデジが発売された当初、手軽に高品質な写真が撮影出来るため爆発的なヒットを記録しました。ですが、現在では風前の灯火です。原因としては、スマートフォンの普及ですね。昔「手軽で高品質な写真が撮影できる」と言われたコンデジの役割は今やスマートフォンの役割になりました。

スマフォなら「気軽に高品質な撮影が出来て、ゲームもネットもできる」んですからコンデジにとっては天敵ですよね。

現在のカメラ業界ではこれと同じ事が起きていると考えます。

デジタル一眼レフカメラ市場を喰うのは、ミラーレスカメラ市場でしょうね。ここには先程と同じ現象が起きているわけです。

ミラーレスカメラへの移行が進む?

似たような性能の物なら、選ぶ基準としては デザイン・重さ・取り回しの良さ などで決まるかと思います。

その点では、一眼レフはミラーレスカメラに比べて重くて大きくて、持ち運びが大変なので撮影に行くのが嫌になる事がありますよね。実際に僕の友人は一眼レフの取り回しの悪さが嫌になって撮影に行く事を止めてしまいました。

正直言えば、数字での比較では一眼レフもミラーレスカメラもそんなに重さは変わらないとは思いますが、ここにレンズの重さや三脚の重さを考えると一眼レフで撮影に行くのはよっぽどカメラや写真が好きでないと重くて嫌になりますよね。

もう一点お伝えしたいのが、ミラーレスカメラにする事で機材をコンパクトにする事が可能です。一眼レフなら耐荷重のある三脚を使用しなければいけなかったところが、一段下の軽い三脚に出来るわけです。

レンズにしても、ミラーレスカメラ専用設計されているレンズは一眼レフで使用するレンズに比べて軽く設計されています。

って事はですよ?機材単体で見ると対して変化のない重さも機材全体で見ると非常に軽くなるといった恩恵を授かる事が可能になるんです。

あとはフランジバックを短く出来る事による恩恵など色々ありますが、ミラーレスカメラが一眼レフカメラの市場を完全に喰う日も近いのではないかと思います。

少し長くなりましたが、このような理由からもしかしたら数年後に2020年は一眼レフカメラにとってXイヤーだったと言われる日が来るかもしれませんね。

それくらい、カメラ業界にとって変化の大きい一年だったと思います。

カメラ性能の劇的な変化

コロナによりライブ配信など自宅で楽しめるコンテンツが非常に増えました。それに合わせるかのようにカメラ自体の性能にも変化が出てきました。

動画性能

動画撮影

You Tubeなどの動画配信が一般的になってきた現代で、配信者はただ動画を撮影して配信するだけでなく画質などにもこだわるようになりました。

これまではスマートフォンなどで撮影していたものが、高画質を求めて一眼カメラを購入するユーザーが増えました。最近の一眼カメラは写真を撮影するだけではなく、動画を撮影しても非常にクリアな動画を提供する事が可能です。

それに加え性能自体もアップグレードされています。先述したCanon EOS R5 に関しては、8K動画の撮影が可能になっています。4Kですら浸透していないのに8Kですからね・・・。これに関しては「やり過ぎだろ」とも思いましたが、いやはや技術の進歩は物凄い速さで進化しますね。

キャノンEOSR5新情報!分かりやすく解説します!

バリアングル液晶の普及

バリアングル液晶

Canon初のミラーレスカメラ EOS R 。評価は様々ですが、ミラーレスカメラとして初めてバリアングル液晶を搭載した事でも話題になりましたよね。

バリアングル液晶は動画配信者からしてみると自分の表情を見ながら撮影出来るのは非常にメリットがあります。2020年はついにミラーレスカメラ界の絶対王者SONY製品にもバリアングル液晶が搭載されました。

SONYユーザーの多くが嬉しかったのではないでしょうか。

動画配信だけでなく、バリアングル液晶のメリットとしては様々なアングル撮影が容易になる事です。

今まで腕を伸ばしてのハイポジションの撮影は画面が見えなかったのでピントの合っている位置や水平や垂直が取りにくかったという問題点がありましたが、バリアングル液晶は液晶の角度を変える事が可能なのでカメラポジションやアングルに関係なく撮影しやすくなります。

瞳AF

瞳AF

あと忘れてはならないのが 瞳AF の進化です。

僕の勝手なイメージですがこれまでの瞳AF機能で信用できるのってSONYだけだったのですが、2020年になってCanonやNikonなどの大手カメラメーカーの瞳AFの性能が非常に上がっているように思いました。

ここにも技術の革新がありましたね。各社の比較などは有名なカメラマン達がYou Tubeで比較しているので参考に見てみてはいかがでしょうか。

瞳AFがあれば、ポートレート撮影なんか凄くスムーズで楽しそうですよね。

当然ながら、新製品には何かしらのセールスポイントがあるものです。それが機能のアップグレードかもしれないし、新機能だったりするかもしれません。

2020年に発売されたカメラは非常に魅力的なアップグレードだったり新機能が数多く搭載されているように思います。

やはり2020年はカメラ業界にとって一つのターニングポイントになりえる年だったように思います。

登場人物A

動画性能に関してはついに8K動画の領域に足を踏み入れました。でも需要があるかどうかは疑問だけどね。時代を先取る事も重要かもしれないけど、その先取りに時代がいつ追いつくのかを考える事はもっと重要だと思うんだけどね。

登場人物B

私、まだ4Kすら・・・

登場人物A

そういう家がまだたくさんあるんだけどね。ちにみに僕の家も4K導入してないからなぁ。

2020年以降のカメラ業界はどうなるのか?

ここからはあくまで僕の考察なので温かい目で読んでいただけると幸いです。

時代の変化

現状でカメラ市場は一眼レフカメラからミラーレス一眼カメラへと変化しています。この傾向がこの先、もっと顕著になるのではないでしょうか。

と言うのも、出荷台数でみると2019年の12月に一眼レフカメラの出荷台数をミラーレスカメラが上回りました。ただし、これは国内向けの出荷の統計になり、国外向けの出荷だけを見ると一眼レフカメラが上回っています。

金額ベースでみると、国内外ともに一眼レフをミラーレスカメラが大きくリードしています。

この流れは2020年にはいっても止まる事はなく、更に差が広がっています。2020年3月には、一眼レフカメラとミラーレスカメラで出荷台数にして約3倍、金額にして約2倍の広がりになっている事からも、ユーザーがミラーレスカメラに移行している事が分かりますね。

カメラ販売統計
一般財団法人カメラ映像機器工業会

2020年12月に一般財団法人カメラ映像機器工業会は10月のデジタルカメラ生産出荷実績を公開しました。10月に関しても以前ミラーレスカメラの優位は変わりませんが、前月比で見るとミラーレスカメラは72%で一眼レフカメラは102.4%と一眼レフカメラの検討が光りましたが、やはりミラーレスカメラの優位性は変わらないように思います。

新規顧客が獲得できない

僕はコロナによって収入が大幅に減少しました。これによって、好き勝手生きてきてろくに蓄えもして来なかった僕にとっては今までの娯楽が出来ない状況になりました。

そう。お金って大切ですよね(みんな知っているか)

僕もそうですが、僕の周りも財布の紐が非常に固くなったように思います。「何かあった時の為」って意識は強くなったのではないでしょうか。

そんな意識の中で「カメラ買おう」って言って数十万円をポンと出す人は極少数だと思います。今使用している機材がまだまだ現役ならとことん使用してやろうって今では思っています。

そうなんです。カメラや写真は非常にお金の掛かる趣味なので、なかなか新しく始める趣味としてはハードルが高いように思います。

となると、各社のカメラ事業は衰退していくのではないかと思います。例えば、事業の縮小だったり生産拠点を海外に移転したり、最悪撤退する会社もあるのではないかと思っています。

VS スマートフォン

最近良く話題に出るのが、このVSスマートフォン議論。

カメラをやらない友人に良く言われるのが、「スマフォで十分じゃね?」って言葉。

これね、ものすごく分かるんですよ。最近のスマフォなんて一眼カメラ顔負けの写真が撮影できるし、先日も友人が iPhone 12 に変えたというので撮影した写真を見せてもらったんですが、もうね・・・「iPhoneで十分だわ」って思わず言ってしまいましたもん。

勝ち負けの討論をすれば、水掛け論になるので意味ないと思います。一眼カメラには一眼カメラの良さがあるし、スマフォにはスマフォの良さがありますからね。

でも写りを比較した時にあまり変化がなくどちらも綺麗に撮影出来るなら気軽に撮影できて荷物にならないスマフォを選ぶと思うんですよね。

そうなってくると一眼カメラの意義はほぼなくなってしまいます。

ただし、写真を比較した時に唯一安心したのが、やはりダイナミックレンジの広さです。要は、画像内の明るい部分と暗い部分の表現力の差ですね。ここはどんなにiPhoneの性能が上がっても、まだまだ一眼カメラには敵わないと思いました。あとはユーザーがこの辺にこだわれるかどうかだと思います。

白飛び黒つぶれの原因とダイナミックレンジについて解説します!

個人的な事を言わせてもらうと、やはり明るい部分と暗い部分の階調はしっかりと表現出来たほうが写真の完成度としては高くなるので一眼カメラの方がいいと思います。

まぁ、この辺も自己満だと言われればそれまでですけどね。

ミラーレスカメラが普及している理由

では、なぜここまでミラーレスカメラが普及したのでしょうか。

そのヒントは下の記事にあるかと思います。

ミラーレスのメリット・デメリット。おすすめ機種はこれだ!
  • フランジバックが短くなる事により今までよりも大口径で高性能なレンズ開発が可能になる事
  • 一眼レフよりも軽量で小型化される為、機動力が上がる事

主にこの2つが挙げられるのではないでしょうか。良くミラーレスカメラは安いなんて言う人がいますが、これは間違ってないけど間違っています。

上のリンク先の記事内で、ミラーレスカメラは安価と言っておりますがこれはミラーレスのAPS-C機に限られます。

ミラーレスカメラのフルサイズ機になると正直「一眼レフよりも高いんじゃね?」って思うくらいの価格設定になっています。

Canonで言えば、EOS R5 なんかは販売価格が約50万円でした。SONYの大人気フルサイズミラーレスカメラの a7III なんかも約30万円と非常に高価な価格設定になっているのでおいそれと購入出来るような代物ではないんですよね。

それでも、ミラーレスカメラは売れるんですから凄いですよね。

2020年カメラ業界の動きを振り返ってみるまとめ

時代

少し脱線しながらも、今回は2020年のカメラ業界の動向を振り返ってみました。

いかがでしたでしょうか?コロナウイルスの拡大する中でカメラメーカーの挑戦は頭が上がりません。もちろん、背景には2020年東京オリンピックの開催などがあったと思いますが、ユーザーにとってカメラが高性能になる事は有り難い事ですね(値段高いけど・・・)

おそらく2021年のカメラ業界は、レンズ主体の発表になっていくのではないかと思います。各メーカーがユーザー獲得に試行錯誤して開発する製品がどのような物なのか今から気になって仕方ありませんね。

長々とお付き合いいただき有難うございました!

それでは皆さん良いお年を!来年もよろしくおねがいします!