皆さんこんにちは。
9月も残り僅かとなり、間もなく紅葉の季節がやってきます。個人的には桜の季節と紅葉の季節が一番撮れ高がある季節なので今から楽しみです。
しかし、中にはどこの紅葉が良くて見頃はいつなの?って方も多いと思います。
そこで長野県内で見るべき紅葉スポットとその見頃について「2023年度版 長野県の紅葉スポットのまとめ」と題して情報をお送りしたいと思います。
少しでも皆さんの参考になればと思います。
目次
長野県内の紅葉の見頃はいつ?
長野県は標高差があり、早い所では9月下旬から色付き始めます。これは全国的にも早く色付く為に多くの観光客や登山客で賑わいを見せます。
一方で北信地域の平野部や、木曽地域なんかは11月中旬までの見頃となっており、長く紅葉が楽しめる県となっています。
千畳敷カール(駒ヶ根市)
千畳敷カールは、中央アルプス・木曽駒ヶ岳のすぐ南に位置する宝剣岳の直下にある、紅葉の絶景を一望できる場所です。
ロープウェイが通っているので紅葉鑑賞だけであれば、初心者でも気軽に行くことが可能な人気の紅葉スポットになります。
見頃は?
千畳敷カールの見頃は、例年9月下旬となっています。ロープウェイで行ける事から、訪問の難易度は低いですが、そこは標高2600mの世界です。
防寒対策と歩きやすい靴は必須となりますのでご注意を。
白駒池(佐久穂町)
白駒池は、標高2100m以上の湖としては日本最大の天然湖になります。
白駒池は紅葉もさる事ながら、池に行くまでの道中に原生林が広がり、一面苔の世界となっていて神秘的な空間となっています。
紅葉のハイシーズンには多くの観光客が訪れますので、混み合う前の訪問をおすすめします。
見頃は?
白駒池の見頃は例年10月の1週目あたりになります。おすすめの時間帯は早朝。標高が高い為、10月と言えど冷え込みが厳しいので防寒対策をしっかりしてお出かけください。
駐車場に限りがありますので、日が昇る前の到着を推奨します。
清水寺(長野市若穂)
清水寺(せいすいじ)と読みます。ここの紅葉は深紅の色付きを見せてくれるので、「真っ赤な紅葉が見たい」って方におすすめです。
SNSの普及によって、近年は多くの観光客が訪れますので訪れる際は、早朝または夕方あたりの人の出が落ち着く時間帯がおすすめです。
見頃は?
清水寺の見頃は11月に入ってからと比較的遅い見頃となっています。
タイミングが合えば、真っ赤な紅葉を背景にポートレート撮影なんかにも適したロケーションになっていますので、ぜひお出掛けしてみてくださいね。
貞祥寺(佐久市)
佐久市にある貞祥寺は、長野県の重要文化財に指定されている三重塔があります。三重塔周辺のモミジがいい感じに色付くので見応えのあるロケーションです。建築好きの方も楽しめるかと思います。
また境内は、苔が綺麗に生えていて、どこかジブリ感が漂うお寺でもあります。
見頃は?
貞祥寺の紅葉の見頃は、10月下旬〜11月上旬となっています。
自然豊かでどこか京都感やジブリ感が漂う、僕のお気に入りのお寺になります。
鎌池(小谷村)
小谷村にある周囲2kmほどの小さな池です。その形が草を刈る鎌の形に似ていることからその名が付けられました。鎌池は風景写真を撮られる方への認知度は高合ですが、観光という観点でいうとまだまだ人気があるとは言い難いように思います。
早朝のリフレクションはまさに絶景なので、ぜひ訪れてみてください。
見頃は?
鎌池の紅葉の見頃は、例年11月上旬となっています。
少し早ければ、緑と黄色とオレンジの色付きが楽しめますし、見頃であれば真っ赤な紅葉が楽しめるのでお好みの時期に訪れてみてはいかがでしょうか。
道中はすれ違い困難な場所もあるので安全運転でお願いしますね。
鏡池(戸隠)
紅葉の名所として全国的にも有名な鏡池。もはや説明は不要かと思いますが、早朝の戸隠連峰と紅葉のリフレクションはまさに鏡池という名にピッタリの絶景を見せてくれます。
それだけに全国各地からカメラマンが訪れるのでハイシーズンには三脚での場所取りが修羅と化します。
個人的なおすすめはハイシーズンから少しずらしたほうが渋滞や混雑などを避けれるかと思います。ハイシーズンでなくても鏡池の景色は息を呑むほどの美しさです。
見頃は?
鏡池の紅葉の見頃は、10月下旬〜11月上旬になります。
天気のいい早朝を狙うことで綺麗なリフレクションが期待できます。あとは、風次第ですね。
雲場池(軽井沢町)
雲場池は軽井沢にある紅葉の名所になります。
その絶景で通年多くの観光客で賑わいを見せる雲場池ですが、紅葉の季節の景色は別格です。鏡池同様、綺麗なリフレクションを狙うのであれば、早朝に行くことをおすすめします。
見頃は?
雲場池の紅葉の見頃は10月下旬〜11月上旬となっています。
余談ですが、軽井沢の景勝地である白糸の滝と、ここ雲場池は微妙に紅葉のハイシーズンがずれるので注意が必要です。おすすめは、早朝に紅葉を見て、丸山珈琲でモーニング。その後、軽井沢高原教会の庭を散策して、アウトレットで買い物って感じです。
箕輪ダム(箕輪町)
別名「もみじダム」なんて呼ばれている箕輪ダムですが、じゃらんnet「全国のおすすめ紅葉スポットランキング」で3年連続で全国第一位に選ばれた紅葉の名所になります。
数年前に訪れたときは地元民しか見に来ないような穴場でしたが、一気に全国区になってしまい、昨今は多くの観光客が訪れ2022年からは一般車の入場は規制が掛かり、シャトルバスの運行が開始されています。
全国一位に選ばれるだけあって、その景色は圧巻の一言です。
見頃は?
箕輪ダムの見頃は、10月下旬〜11月上旬となっています。紅葉のハイシーズンには「もみじ湖紅葉祭り」が開催されます。2023年は、もみじ湖紅葉祭りの開催が10月21日〜11月12日(マイカー規制11月1日〜11月12日)となっていますので、お出掛けしてみてはいかがでしょうか。
上高地(松本市)
上高地は全国的にも有名な景勝地なので説明不要かと思います。
マイカー規制が掛かっているので、道中でバスに乗り換えて上高地へ行く感じとなりますが、下車は大正池前で降りるのがおすすめです。上高地と言えば、かっぱ橋からの穂高連峰が有名ですが、他にも見ごたえのある場所は多く、大正池で降りて散策するのがいいと思います。
見頃は?
上高地の紅葉の見頃は、10月中旬頃になります。全国各地から観光客が来るので大変込み合いますが、一度は見てほしい絶景となります。
2023年度版長野県のおすすめ紅葉スポット
いかがでしたでしょうか。
それぞれ有名な場所なので、ご存知のかたも多いかもしれませんが、地元長野県に住む僕としては、死ぬまでに一度は見てほしい紅葉スポットです。
鎌池や貞祥寺なんかはまだまだ全国区ではないので、今のうちに撮影してドヤ顔でSNSに投稿してはいかがでしょうか。
今年は残暑厳しく色付きが微妙かもしれないなんて話も聞きますが、気温の低下とともにワクワクが止まりませんね。ではまた。