紫陽花の季節がやってきましたね。僕は数ある花の中でも紫陽花が好きです。理由はこんもりしていて可愛いからですね。でもどっちかといったら綺麗に咲き誇る季節よりも少し枯れ気味で色褪せた感じの紫陽花が大好物です。
さて、そんな紫陽花の撮影をしに長野県松本市にある弘長寺へ行ってきました。別名、「信濃あじさい寺」と言われるこのお寺には沢山の品種の紫陽花が咲いています。季節になる実に多くの人で賑わいをみせる人気の撮影スポットです。
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長野県松本市 弘長寺
弘長寺のはじまりは、北条政頼が弘長元年(1261年)に病死し、若くして亡くなった我が子を哀れに思った北条時頼が、弘長3年に政頼を弔うために建てたのがはじまりとされているらしいです。
この時の年号が弘長だったことから、寺の名前を弘長寺にしたとされています。地方の寺号にその時の年号と同じものを使用する事が許されるのは極めて稀な事で、当初の弘長寺の規模は今の弘長寺よりも大きかったと言われているらしいです。
弘長寺のマップ
弘長寺へ入る道がすれ違いの出来ないほどの細道になっていますので、通行の際は要注意です。また、地元以外の人には少し分かりづらく道も入り組んでいますので注意してくださいね。
今までそんな事も知らずに、撮影しに行ってましたがこうやって歴史を調べると少し楽しいですね。
長野県松本市 弘長寺の紫陽花
弘長寺には約90品種1000株の紫陽花が植えられていて、それぞれの紫陽花の名前が木札に書かれているので品種を勉強しながら紫陽花を楽しむ事ができます。中には珍しい品種の紫陽花もあるので色々な紫陽花を楽しめる事ができると思います。
紫陽花を余すことなく楽しむ為に順路案内もあるので全ての紫陽花を見て回ることができますよ。少し傾斜のあるところもあるので動きやすい靴で訪れるのがいいと思います。
弘長寺の写真紹介
弘長寺の紫陽花を画角全体に入れる為には少し高台に登る必要があります。そんなに大変ではないのでぜひ奥の方の高台に登ってください。構図の下の方に紫陽花を入れて、上に新緑のモミジを入れて、中央に赤い宮を入れると収まりのいい構図が作れます。
ポイントは全体にピントを合わせてシャープな写りにしましょうね。撮影する時間によっては、日陰の部分もあるかと思いますが、その辺はLightroomの補正ブラシ等でレタッチしましょう。
もし全体にピントが合わないようなら、被写界深度合成などを屈しして作品を作ってもいいかと思います。
長野県松本市 弘長寺の紫陽花まとめ
弘長寺の紫陽花は家から近い事もあって毎年頻繁に訪れるお気に入りの紫陽花撮影スポットです。また近くには、もう一つの紫陽花の名所「法船寺」もあるのでセットで訪れる事をおすすめします!
長野県で紫陽花の撮影をするならぜひ弘長寺へお越しくださいね!