いよいよ秋本番ですね。長野県でも徐々に山の上から色付きはじめました。個人的にはこの季節が一番写真の撮りがいがあると感じます。色の移り変わりを記録に収める事で活力にもなります。

例年、長野県の紅葉は涸沢カールや栂池、千畳敷カールなどからはじまり徐々に下へ降りるわけですが白駒池は10月の上旬から色付いて県内でも比較的早く紅葉を楽しめるスポットです。

当日は2時起床で準備をして3時に出発です。さすがにこの時間は冷え込みますね。

白駒池へのアクセスは僕の地元からは2パターンあり、近いルートだと茅野市からメルヘン街道と言われる国道299号を進み、麦草峠経由が1つ目。こちらは1時間強で到着ですが、今年は台風19号の影響で茅野市方面からだと麦草峠が通行止めになっており迂回せざる終えません。なので今年は佐久方面から行く事にしました。

佐久小諸JKTを中部横断自動車道へ入り八千穂高原ICで降ります。この間が無料なのは嬉しいですね。

八千穂高原ICから国道299号に入り40分くらいで白駒池に到着です。茅野ルートから1時間以上かかりますが道中n八千穂高原自然園などがあったりこっちのルートも悪くありません。

目次

長野県佐久穂町 白駒池とは

白駒池は標高2115mにあり、標高2000m以上の高地にある湖では日本一の大きさを誇ります。池の周辺はドウダンツツジなどの広葉樹に覆われています。

白駒池へは駐車場から徒歩で15分くらい歩く事になりますが原生林の中はを歩くのは異世界に紛れ込んだかのようで苦になりません。

名前は当地に伝わる民話に由来するみたいですがここでは割愛します。調べてみると面白いかもしれませんね。

長野県佐久穂町 白駒池の紅葉

到着は4時を少し回ったところでした。紅葉のはじまりもあってすでに多くのカメラマンで賑わっていました。

ただ思ったより空いていて良かったです。準備しながら隣の車のおじさんと談笑。カメラ始めてから現場で知らない人と話す事が多くなりました。

知らない人と話すのは色々な発見があって楽しいです。カメラの醍醐味の一つかもしれません。

池へ向かう途中の原生林も見所の一つです。苔が非常に綺麗で歩いていて飽きません。

池に着く頃には空も徐々に明るくなってきて急いで三脚を立てる場所を探し、なんとかいい場所を確保する事が出来ました。ここでも隣の人と談笑しながら朝日が昇るのを待ちます。

朝日が昇り始めるとみんなが一斉にシャッターを切りはじめ、それと同時に歓声も上がります。僕もシャッターを切りながら、ファインダー越しだけから見るには勿体ないと思い肉眼でもしっかりとその絶景を拝みました。

空が徐々に明るくなる様子は正直何にも例える事が出来ません。こればかりは、皆さんが自身の目で見てほしいです。

朝日や逆光での撮影で難しいのが露出でしょうか。逆光になるため普通に撮ると空が白飛びして地上が黒潰れします。逆に地上を適正露出で撮ると空はもう目も当てられません。

そこで有効なの角型フィルターと言われる道具なのですが非常に高価な物で僕みたいな安月給のサラリーマンには手の出せない代物ですね。

じゃあ、どうするか・・・あくまで僕の場合なので参考までにですが、まず一枚空が適正露出になるように撮ります。(地上が黒潰れしようが関係ありません。この一枚で重要なのはあくまで空の露出です。)次に二枚目は地上が適正露出になるように撮影します。先程とは逆で空が白飛びしても構いません。この二枚をPhotoshopで合成します。合成に関しては賛否両論ありますが、見たままをいかに記録するかという事にフォーカスをあてると非常に有効な手段だと思います。

白駒池

周りに要らない木々が写ってますね・・・この辺が僕の構図力の弱さです。次回の課題です。

白駒池

長野県佐久穂町 白駒池まとめ

写真の課題は色々ありますが、伸びしろと考えます(笑)

現地での絶景はぜひ皆さんに見てほしいです!早起きする価値はあると思います!