充実した写真おうち時間を過ごすために、当ブログでもLightroomのレタッチやPhotoshopの使い方など少しずつ紹介しております。以前に、おすすめのRAW現像ソフトと題して記事を書いたことがあります。
https://daily-hot.work/2020/03/14/genzou/今回は、Photoshopの購入方法と購入する際の注意点を紹介したいと思います。
目次
Photoshopについて
毎度紹介していますが、Photoshopはアメリカのコンピュターソフトウェア会社のAdobe社が提供する写真編集・加工ソフトになります。
RAW現像はもちろん、写真の合成や広告のデザインなど多種多様な分野で使用されている、非常に便利で操作性の高いソフトです。Photoshopを使いこなすことができれば、みんなが驚くような作品を作成する事もできます。
Photoshopの種類
一重にPhotoshopと言っても、色々な種類や販売パッケージがあり、始めて購入する人は分けが分からなくなって「やっぱいいや」ってなってしまう方が多いです。僕も最初のうちは、販売形式が良く分からなくて挫折しそうになった口ですから良く分かります。
では、Photoshopにはどんな種類があるか見ていきましょう。まずは種類をまとめてみます。
この3種類があるかと思います。ここで迷いやすいのが、「Photoshop ◯◯」みたいなバージョン名を種類だと思う人が非常に多いです。
Photoshopは頻繁にアップデートされます。その歴史は、古い方から「Photoshop 1.0〜7.0」→そしてPhotoshop Creativ Suiteの略である「Photoshop CS〜CS6」→そして現在の最新のPhotoshop Creative Croudの略である「Photoshop CC」となっています。表記は「Photoshop CC 2020」となります。
このPhotoshop ◯◯はバージョン名ということを理解しておけばPhotoshopの種類に迷う事はありませんね。以下、Photoshopのバージョンアップの歴史です。
Photoshop 1.0~7.0 | ー |
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表面的バージョン | 内部的バージョン |
Photoshop CS | Photoshop 8.0 |
Photoshop CS2 | Photoshop 9.0 |
Photoshop CS3 | Photoshop 10.0 |
Photoshop CS4 | Photoshop 11.0 |
Photoshop CS5 | Photoshop 12.0 |
Photoshop CS 6 / Photoshop 13 | Photoshop 13.0 |
Photoshop CC / Photoshop CC 14 | Photoshop 14.0 |
Photoshop CC 2014 /Photoshop CC 15 | Photoshop 15.0 |
Photoshop CC 2015 / Photoshop CC 16 | Photoshop 16.x |
Photoshop CC 2015.5 / Photoshop CC 17 | Photoshop 17.x |
Photoshop CC 2017 / Photoshop CC 18 | Photoshop 18.x |
Photoshop CC 2018 / Photoshop CC 19 | Photoshop 19.x |
Photoshop CC 2019 / Photoshop CC 20 | Photoshop 20.x |
Photoshop CC 2020 / Photoshop CC 21 | Photoshop 21.x |
となっているんですが・・・非常に分かりずらいですね。重要なのは表面的なバージョン名ですね。普通にインストールすれば、必然と最新の物が使用できるので覚えなくてもいいんですが、僕個人は理解してないと気持ち悪いので調べました。参考になれば嬉しいです。
ちなみにバージョンアップによる互換性ですが、Photoshopのバージョンアップは機能が追加される為、古いバージョンで作成したデータファイルを新しいバージョンで開く事は出来ますが、新しいバージョンで作成したデータファイルを古いバージョンで開く事は出来ません。わざわざそんな事する人はいないと思いますけどね。
では、少し長くなってしまいましたが上記3つのPhotoshop各種類の違いについて説明したいと思います。
Photoshop CC
Photoshop CCは写真編集や写真加工をする上でのツールが月額料金で全て使用できます。普通に購入すれば最新版がインストールされ、バージョンアップの際も自動で行ってくれますが、バージョンの確認は必ず行いましょう。
Photoshop Elements
Photoshop Elementsは、初心者向けに良く使われる機能だけを集めたPhotoshopの初心者向け製品です。通常版と違うのは、写真の整理・編集・公開だけでなく、写真を管理する事もできる点でしょうか。また、使い方のヒントや作り方のパレットなどのユーザーをサポートするための機能が備わっています。
個人向け用の他に学生・教職員用もリリースされているので教育現場での導入を視野に入れた製品ですね。
Photoshop ElementsはPhotoshopの廉価版(普及促進の目的の為に低価格化した商品の事)とも言われていて学生に人気のあるシリーズになっています。
Photoshop Extended
Photoshop Extendedは、通常版のPhotoshopの機能に、3D機能やビデオ・アニメーション編集の機能が備わっていることが特徴ですね。
webデザイナーやクリエイターに向いていると言えるでしょう。
Photoshop Elementsが廉価版なら、このPhotoshop ExtendedはPhotoshopの豪華版と言えるのではないでしょうか。ただ、購入者の使用用途にもよりますが、写真編集や写真加工なら通常版のPhotoshopで十二分なので、Photoshop ExtendedとPhotoshopで迷っている方は通常版Photoshopをおすすめします。
Photoshopの購入時の注意点
購入方法とバージョン
Photoshopの種類について勉強したあとは、Photoshopの購入方法と購入価格について解説していきます。コンピューターソフトだけあって、昔は街の電機屋さんで気軽にCD-ROM付きのパッケージを購入できたのですが、現在ではオンライン購入や電話購入のみになってしまいました。
ただ、未だに古いバージョンソフトを店頭に置いてあるお店もあるので注意が必要です。最新バージョンのPhotoshopを確実に購入するならオンラインで購入するのが確実です。
ちなみに最新バージョンは「Photoshop CC 2020」ですね。
Photoshopの容量
Photoshopのソフトをインストールするだけで最低でも2GBのHDDの空き容量が必要なので、インストールする際は空き容量の確認をあらかじめ確認しておきましょうね。まぁ、HDD容量ギリギリでPhotoshopをインストールする人はいないと思いますけど。
Adobeのアカウントが必要
オンラインで購入する際にはAdobeのアカウントが必要になります。Adobeの公式サイトから購入する時に新規アカウント作成ができるのでアカウントを作成しましょう。
Photoshopの購入方法と価格
Photoshopは現在オンラインでの契約が一般的で、月額払いや年額払いしか出来ません。つまり、買い切りではないので月額か年額かを契約時に選ぶ必要があります。
次にPhotoshopの購入価格についてです。
さきほども触れましたが、現在Photoshopはオンライン販売が主流です。なのでPhotoshopの公式サイトへアクセスしましょう。
個人向けプラン
Adobe公式サイトの料金表を見ると、Photoshopの単体プランが¥1,680/月(税別)で、Photoshop+Lightroomがセットになったフォトプランが¥980/月(税別)、Adobeの全てのサービスが使用できるコンプリートプランが¥3,980/月(税別)となっております。
月契約 | 年契約 | |
Photoshop-単体プラン | ¥2,480/月(税別) | ¥26,160/年(税別) |
フォトプラン(Ps+Lr 20GB) | ¥980/月(税別) | ¥11,760/年(税別) |
コンプリートプラン | ¥5,680/月(税別) | ¥65,760/年(税別) |
となっています。PhotoshopとLightroomが一緒になったフォトプランが一番安いプランになっていますね。僕もこのフォトプラン(1TBストレージ付き)を使用しています、ストレージ付きだと価格が変わってきます。
月々払い | 年一括払い | フォトプラン(Ps+Lr 1TB) | ¥1,980/月(税別) | ¥23,760/年 (税別) |
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消費税込みでも¥2,000少しですからお得かなと思います。データもお持ちのSDカードとLightroomの二重でバックアップ取れるので安心ですね!
法人向けプラン
法人向けプランではコンプリートプランと単体プランの2択になります。支払い方法はクレジットカードでの月払いと年一括払い、もしくは銀行振込の年一括払いになります。
クレジットカード(月払い) | クレカ&銀行振込(年一括払い) | コンプリートプラン | ¥7,980/月(税別) | ¥95,760/年(税別) | 単体プラン | ¥3,780/月(税別) | ¥45,360/年(税別) |
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学生・教職員用プラン
学生や教職員用プランでも、フォトプランに関しては¥960/月 (税別)となっています。フォトプランは個人向けプランと変わりないので特にお得感はありませんよね。
コンプリートプランは、¥25,660/年 (税別)とこちらは個人向けプランよりも、かなりお安くなっております。その他、個人向けプランや法人向けプランにあった単体購入が出来ないのは残念ですね。
年間プラン(月々払い) | 年間プラン(年一括払い) | フォトプラン(Ps+Lr) | ¥980/月(税別) | ¥11,760/年(税別) | コンプリートプラン | ¥1,980/月(税別) | ¥23,760/年(税別) |
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Photoshop以外のAdobe製品を使用したい方は、学生・教職員用のコンプリートプランが一番お得になります。それ以外は特に値段の差は感じられないように思いました。
Photoshopの購入方法と注意点まとめ
Photoshopには様々な種類があり、最初は少しは分かりづらいかと思いますがしっかり調べる事で自分にあったプランや安く購入できたりもするので是非購入する前に一度調べてみてはいかがでしょうか?
Photoshopは買ってよかったと思える写真編集ソフトです。無料の写真編集ソフトでは味わえないような機能が数多く搭載されていますので検討してみてはいかがでしょうか?