Lightroom

皆さんこんにちは。日々Lightroomの使い方の勉強をしている僕ですが、レタッチする写真が過去に撮影した写真ばかりなので、そろそろ新しい写真を撮影しにいきたいですね。外出自粛も緩和された事だし、STAY信州を守って県内で撮影再開しようか迷っております。

さて、今回お送りする内容は Lightroom 基本補正内のテクスチャと明瞭度の違いについて 解説したいと思います!

目次

Lightroom テクスチャと明瞭度

似てるようでその中身は全く違うのでしっかり理解して使い分けをしましょう。

Lightroom テクスチャについて

そもそもテクスチャってなんですか?ってところからでしょうね。

テクスチャとは英語で 質感 という意味で、Lightroomのテクスチャ補正は質感の強弱を補正する便利な機能なんです。質感と言う意味では、ポートレート写真での肌のきめ細やかさなどの補正に役立ちそうですね。

では、明瞭度についてはどうでしょう?

Lightroom 明瞭度について

明瞭度に似た機能として、テクスチャがありますがテクスチャはその画像の中精細度のディテールを補正するに対して、明瞭度は高精細度・中精細度・低精細度を関係なしに全体を補正するため補正し過ぎると不自然な仕上がりになってしまいます。

テクスチャと明瞭度の違いと作例

まずは画像で違いを見てみましょう。まず補正無しの写真。

テクスチャと明瞭度

次にテクスチャを+100にした時の画像と明瞭度を+100にした画像を比較してみます。

いかがでしょう?印象としてはテクスチャ+100の方が補正が弱いように感じますよね。一方の明瞭度+100の方は、もうゴリゴリのレタッチ感で写真の写り自体が変化してしまっています。このように、テクスチャは中精細のディテールにしか影響しないので、補正が自然な仕上がりになります。

テクスチャ作例

テクスチャを+補正にするなら、自然物などに有効です。岩肌や木目などはもちろん動物の毛を際立たせる時にはテクスチャを+に補正してみましょう!

逆に−補正にする時は、ポートレート写真や星景写真のノイズが目立つ時は有効ですね。−に補正する事で肌の質感が柔らかくなると同時に綺麗になります。ポートレート撮影をしない僕のフォルダには見事に人物写真がありませんでした、ごめんなさい。

明瞭度作例

明瞭度を+補正にする時は、個人的には建物や金属などの人工物に効果的かなと思います。

明瞭度を上げると、見た目にコントラストが強くなりますが彩度はあがりません。なので、色味を変えずに押しの強い写真にしたい時に使えるかと思います。

逆に−補正にしたい時は、色と色の境目をボヤっとさせる事ができるので写真の印象をフワッとさせる事が出来ます。

Lightroom テクスチャと明瞭度の違いについてまとめ

テクスチャと明瞭度は似ているようですが、本質的には違う補正ツールになります。その性質をしっかりと理解して写真や表現によって使い分けしましょう!