なんの話かと言うとカメラ業界の話です。

キャノンは2019年12月期の業績について、売上高は前期比8.3%減、営業利益は同45.2%減と減収減益を見込むとした。また、業績予想の下方修正は今季3回目である。

(中略)

キャノンが苦戦している理由の一つは主力のカメラ事業の不振があげられる。

スマートフォンの普及などで写真を撮影するためのカメラが必要とされなくなっていることが要因としてあげられるが、そこに追い打ちをかけるようにミラーレスカメラの販売台数が当初の想定よりものびていない。

カメラ市場全体が縮小してる中でもミラーレス市場は成長を続けている。2018年の世界出荷台数は一眼レフが前年の16%減に対して、ミラーレスは同3%増と増加傾向にある。

キャノンは2018年9月、高級機種である「EOS R」シリーズを発表。ミラーレス市場にも本腰を入れ始め、「ミラーレスカメラでもシェアナンバー1を奪うのは当たり前」と意気込んでいた。

引用元:東洋経済オンライン記事

カメラ界の王者としてどう出る

出先でもカメラマンがいればどんなカメラを使っているかついつい見てしまします。

最近はソニーのα7シリーズが圧倒的に多く、キャノンがカメラ業界のトップなんて話は遠い昔話のような気がします。もちろん「一眼レフカメラ」では今でも世界シェア率ナンバー1ですが、こと「ミラーレスカメラ」においてはソニーがシェア率42.5%と圧倒的な数字を誇っているのが現状です。

一眼レフカメラナンバー1だが・・・

いやいや、需要が減少傾向にある事業で一番だからって胡座をかいていたんじゃ業態は低迷の一途をたどるだけですよね。時代の流れを読んでキャノンさんはミラーレスカメラの事業に本気を出すべきだと思っていました。

その点で僕はEOS Rには大きな期待をしていたんですが、とりあえず出したみたいな頭打ち感があって残念でした。ソニーは既に第4世代まで進んでいるミラーレスカメラ。本気でミラーレスカメラのシェアナンバー1を目指すのであれば、キャノンさんが今持っている技術全てを注ぎ込むような熱量は必要不可欠だと思います。

なぜ今頃こんな記事を書くのか

実は僕自身、EOS Rが発売されてからずっと買い替えを検討していました。α7も候補でしたが、これまでのレンズ資産の事を考えるとキャノンが第一候補でした。

が、やはり3世代(4世代が発表される前の話です)進んでいるカメラと1世代目のカメラ性能を比べるとどうしてもα7に心が持っていかれてしまうのです。恐らく僕と似たような境遇の方は非常に多いのではないでしょうか。ポートレート撮影にしてもソニーの「瞳AF」はもはや魔法ですし、風景撮影にしてもα7にGMレンズを装着した時の解像感バキバキな写真は感動すら覚えます。

ユーザーはそんな機種で写真を撮りたいと思うのです。

それでも僕はキャノンを応援する

結果、買い替えは断念し今でも6Dを使用しています。

正直言えば、機能的にはαシリーズの方が優秀だと思うし、なによりあの解像感は魅力的だと思います。ですが、キャノンのデザイン力はソニーよりも上と考えております。(人によりますが)

僕みたいにほぼ毎日カメラを車に積んで持ち歩く人は「飽きのこないデザイン」というのはカメラを所有するのに重要な要素だと思います。

それに、一眼レフシェア率ナンバー1と言うことはキャノンのカメラを所有する一眼レフユーザーが多いという事。すなわち、今後のEOS Rの展開次第ではキャノンの一眼レフユーザー全てをキャノンのミラーレスカメラの移行すると言うことも可能だと思います。

キャノンさんも本気でミラーレスカメラのシェア率ナンバー1を目指すのであれば、技術の出し惜しみをしないで全てを注ぎ込んでほしいと思います。

2020年の東京オリンピックでは、カメラマンがなんのカメラを使用しているのか僕は楽しみにしています。