花の写真が好きな全国のフラワーマンの方々こんにちは。
僕は花を撮るのも好きだし、女性に花をプレゼントするのも好きです。(冗談です)なんで女性ってあんなに花が好きなんですかね?確かに綺麗だけど・・・答えを知っている方おりましたら連絡お持ちしています。
ちなみに僕の好きな花はカスミソウです。花言葉は「清やかな心」「無邪気」「感謝」などですね。好きな理由は、主役にもなれるけど脇役にもなれる、しかも脇役になった時の存在感が凄いところですかね。
さて、そんなカスミソウみたいな存在になりたい僕が今日みなさんにお伝えしたいことは、ズバリ花の写真を印象的に仕上げる方法です!
レタッチと言っても 如何に印象的な感じに仕上げるか 重点を置いてお話したいと思います。
- 花の写真のレタッチ方法
目次
花のレタッチ素材を撮影する
まずは花の写真を撮りましょう。
ここで注意が必要なのは、撮影からレタッチまでを含めて自分がその花をどう表現したいかをしっかりと頭の中でイメージする事です。
自分の中でその花のストーリーを構築する事によって、思いのほか作業はスムーズに進みます。そもそも仕上がりイメージが無いとレタッチ迷子になりますからね。
撮影方法はスナップ撮影でも、ロケーションを自分で作っても構いません。または、自分の中でストーリーを先に作ってその題材となる花を見つけに出掛けてもいいかもしれませんね。
写真映えするコスモスに出会った
昨年の秋口に地元の近くの大きな公園にコスモスを探しに行きました。毎年綺麗なコスモスが咲くので今年もと思い訪れたのです。
しかし、昨年は台風19号の影響もあって綺麗に咲いているコスモスがなかなか見つけられず、途方にくれていたところ道に横たわっているコスモスを見つけました。
そのコスモスを見た時に自分の中でストーリーが出来上がり、レタッチの仕上げまでイメージが出来たのでそのコスモスを色んな角度で撮影し帰路につきました。
なんか撮影日記みたいになってしまいましたが、この時にストーリーだとかイメージとかの重要性を再認識したので書かしていただきました。
花の写真をどう仕上げるか
これから紹介する作例は僕が公園を歩いていて見つけたコスモスです。
これだけでも印象的かなとは思いました。
っていうのも台風の中でも倒れまいと頑張っているコスモス達の中で、このコスモスだけが倒れていたんですよね。その様が逆に目立って僕の目に止まりました。
更に、倒れているくせに花びら全開なその懸命な姿に惚れ込んだという経緯があります。
そこで僕が考えた表現のイメージは、台風に倒されながらも懸命に花を咲かせる様を表現する。
これが見てくれる人に伝わるようなレタッチで表現しようと決めました。
写真編集(レタッチ)作例
で、ここからが本題ですね。
まずは、普通に撮った写真を見て下さい。上手いか下手かは別として一応、三分割構図を意識して撮りました。
構図含め写真はこれでOKですね。さて次に Lightroom にて、先程の台風に倒されながらも懸命に花を咲かせる様を表現してみます。
現像の際に気をつけたポイントは色味とどのポイントを活かすか。今回で言えば、綺麗に咲いているコスモスの感じは伝えたいので、花びらの色は活かしつつ全体の色味はトーンダウンさせようと思います。
トーンダウンさせる際に気をつけたい事は、露光量をあまり下げすぎない事だと思います。
トーンダウン=写真を暗くする とは意味合いが違うので注意して下さい。単純に露光量を下げるだけだと、ただの露出アンダーの写真になるだけです。
ではどうするか。右側にある設定項目欄の基本補正でトーン調整します。
手順としては、
①露光量を少し下げてハイライト・シャドウ・白レベル・黒レベルで全体のトーンを調整します。
②テクスチャ・明瞭度・かすみの除去で写真の質感を調整します。
③自然な彩度・彩度で写真全体の色味のバランスを調整します。
④HSL/カラー 欄で各色の調整を行います。
写真によっては最後に トーンカーブ を調整して雰囲気を持たせたりしますが今回はトーンカーブの調整はしません。
そして完成した写真がこちらです。
どうでしょうか?最初の写真とは雰囲気が全然違いますよね。これが写真の持っている可能性です。
写真編集で印象的な花の写真に仕上げるまとめ
正直なところ、僕のレタッチが上手だとは思いませんが、写真の可能性を広げる意味でも写真を趣味にするならレタッチは少しくらいは出来た方がいいと思います。
レタッチが出来ることによって、1枚の写真から色んな可能性を広げる事が出来ます。PC版のLightroomは月額掛かるので、無料のスマホ版で試してみるのもいいかもしれませんね。