念願の一眼カメラを購入してまず最初に頭を悩ませるのがレンズ選びです。レンズキットは基本的に利便性を求めて広角域〜中望遠域のズームレンズなので、単焦点レンズは一本は持っておきたいレンズになります。

いざ単焦点レンズを購入しようとしたけどここでこんな悩みを抱える方が多いと思います。その悩みが、

「一体どんな焦点距離のレンズを買えばいいの?」って疑問。

一言で単焦点レンズって言っても、様々な焦点距離があって悩みますよね。24mmで広角に写そうにもレンズキットでも24mmはカバー出来るし、じゃあレンズキットでカバー出来ていない焦点距離の物となると一般的に105mm以上とかになるけど、焦点距離が長いレンズは取り回しの点で非常に扱いにくい印象がありますよね。

正直言ってしまうと、正解は無いように思います。

ただ何年かカメラを趣味としている僕がオススメする、カメラ初心者が買うべき初めての単焦点レンズの焦点距離は50mm(フルサイズ換算)が絶対的にオススメです。その理由は下記に記述していますので、ぜひ最後まで読んでいただけると納得してもらえると思います。

あ、通常なら「35mm換算で」って言うべきなのですが、ややこしくなるので「フルサイズ換算で」と言っています。

そこで本日は、初心者が買うべき最初の単焦点レンズは50mmがオススメ! と題しまして、オススメのレンズとその理由を紹介したいと思います。

単焦点レンズについて

単焦点

まずは、単焦点レンズについて説明しますね。単焦点レンズとは単一の焦点距離しか持たないレンズの事を言います。つまり、焦点距離が一つと言う事ですね。

一般的なズームレンズは24mm-105mmみたいな表記がされていると思います。これは、24mmから105mmまでズーム出来ますよと言う意味です。なので、35mmにも出来るし、50mmにも出来ますし、85mmにも出来ます。

ですが単焦点レンズは、一つの焦点距離しか無い為、自分の足で被写体との距離を稼いだり縮めたりする必要があります。ここに初心者にオススメする理由があったりします。オススメする理由を紹介する前に、焦点距離50mmとはどんな画角なのかを理解しましょう。

初心者におすすめの焦点距離50mm

50mm単焦点

この焦点距離50mmは一般的に標準レンズと言われるレンズです。なぜ標準レンズと言われるかというと、人が肉眼で見た時とほぼ同じ画角で、広角レンズの特徴であるパースの歪みもないので見たままを撮影出来ます。

人の視野は基本的に、180°以上と言われています。ですが、実際に意識的に見れている部分はごく僅かな部分で、この僅かな部分の画角が焦点距離50mmの画角とほぼ同等と言われているのですね。

ポイント:見たままの物を撮影できるという事は、スナップ写真や、ポートレート撮影、物撮りや風景にも使用出来る癖のないレンズなので初心者にも扱いやすい焦点距離の為、標準レンズと呼ばれるのですね。

APS-C機は注意が必要

フルサイズ機とAPS-C機では単純にセンサーサイズ(撮像素子)の大きさが違う為、焦点距離が変わってきます。俗に、35mm換算(フルサイズ換算)で焦点距離50mmのレンズをAPS-C機に装着すると1.5倍(キャノンは1.6倍)になるので、75mmの焦点距離になります。

なのでAPS-C機で焦点距離を50mmにしたいのなら、焦点距離35mmのレンズをAPS-C機には装着しましょう。これで、大体フルサイズ機で言うところの、焦点距離50mmの画角になります。

初心者に焦点距離50mmを推す理由

GOOD

標準レンズは癖がない

標準レンズは癖が無い分、撮影者の腕が問われると良く言われます。広角レンズのパースの恩恵はもちろん、望遠レンズの圧縮効果の恩恵も受けられないので、撮影者がしっかりとどう表現するのかと言う意志を示さなければなりません。

なので、構図について考えながら撮影する事になり、それが写真の上達に繋がります。

焦点距離固定なので自分が動く必要がある

これは単焦点レンズ全般に言える事ですが、単焦点レンズは焦点距離が固定されているので画角の調整は自分が動いて広くしたり狭くしたりする必要があります。

自分が動く事で被写体との距離感を自然とつかめるようになります。この被写体との距離感って結構大切な事なんですよね。

これくらいから撮影しよう!と思っても、意外と「なんかイメージと違うな」って事ありませんか?イメージと違うって事は自分の思う表現が出来ていないって事になります。

単焦点レンズは画質が綺麗

単焦点レンズはズームレンズなどに比べてレンズの構造がシンプルなので画質が非常に綺麗です。ズームレンズは沢山のレンズを介して光がセンサーに届くのでどうしても画質の面で単焦点レンズには敵いません。

シンプルな構造ということは、当然レンズ単体の重量も軽くなります。その点で気軽に街ブラなどでも持ち歩き安いレンズになりますね。

ボケ味が綺麗

単焦点レンズはズームレンズに比べてボケ味が非常に綺麗です。しかも今回オススメしている焦点距離50mmだとボケ加減も大きくなります。ボケを活かしてメインの被写体を際立たせた表現をしたい方にはオススメの焦点距離と言えるでしょう。

簡単!!誰でもできるカメラでボケを作る撮影方法!!

初心者にオススメの50mm単焦点レンズ

単焦点レンズ

僕はキャノンのカメラを使用しています。その際に購入したのが、キャノンの撒き餌レンズと呼ばれる、EF 50mm F1.8 STM です。

撒き餌レンズって名前はどうかと思いますが、確かに喰い付いても損のないレンズになっています。値段は¥19,500(税別)で重さは160g。安いし非常に軽くコンパクトな設計になっており、絞りも円形羽根を採用しているので、光源をボカせば綺麗な玉ボケを表現してくれます。

撒き餌レンズとは言え、これだけの描写をしてくれるなら素直に喰い付いておくべきだと思います。

一眼カメラ初心者にオススメの単焦点レンズまとめ

焦点距離50mmは標準レンズと呼ばれて万能なレンズです。レンズには癖がなくそれだけに撮影者の腕が問われますが、そんな事を抜きにしても一本は持っておきたい単焦点レンズになります。

キャノンだけでなくニコンやソニー社でもこの撒き餌レンズはリリースされているので購入してみてはいかがでしょうか。