長野県に住んでいて思うのが、「長野県は本当に自然が豊かな県」であるという事。
山の緑は綺麗だし、もちろん水だって美味しい。風景を撮影するネイチャー系の写真家さんなんかには非常に撮影しがいのある県である事は間違いありません。
ですが、一方でフォトジェニックな場所は少ないかなとも思います。いわゆる、「インスタ映え」ってやつですね。
個人的には風景写真が好きなので特に問題はありませんが、たまにこういうフォトジェニックな写真を撮影したいとも思います。
今回はなんの写真を紹介するかというと、長野県の数少ないインスタ映えするイベントでもある、長野県軽井沢のハルニレテラスで行われているアンブレラスカイを撮影してきた! と題しましてお送りしようかと思います。
- 長野県軽井沢ハルニレテラス アンブレラスカイ
目次
アンブレラスカイについて
過去にもアンブレラスカイの写真を紹介しています。撮影は2019年ですね。昔と今ではものを捉える視点が変わったのか、画角や構図をしっかりと計算しながら撮影出来るようになったと思います。
この歳になってもまだまだ成長の余地があるっていうのは嬉しい事ですね。
過去の記事は下記リンクからどうぞ。
軽井沢はハルニレテラスでアンブレラスカイを撮影してきた!
2021 アンブレラスカイ
昨年は新型コロナウイルスの影響もあって中止になってしまっていたハルニレテラスのアンブレラスカイ。個人的には毎年楽しみにしているイベントだったので凄く残念な思いをした記憶があります。
「今年は開催されるのかどうか」
そんな事を思いながら、ハルニレテラスの公式HPを覗いてみると、2021年は開催されるとの事。桜の季節が終わって少し写欲が落ちていた僕としてはこのイベントがいろんな意味でも重要だったので非常に嬉しい知らせでした。
ハルニレテラスは魅力ある場所
問題はいつ行くか。
って言うのもハルニレテラスは天気によって全く違った表情を見せてくれるロケーションでもあります。
ウッドデッキには特殊ペイントによって、水に濡れると模様が浮かび上がるといった仕掛けがあります。また、雨の日はリフレクションが綺麗にウッドデッキに映り込むため、雨の日に訪れた方が素敵な写真が撮影できる説があるんですよね。
とは言え、予定と天候が望み通り合致する事は珍しく・・・「とりあえず行くか」って感じで向かいました。
アンブレラスカイイベント情報
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148
駐車場:併設されている駐車場有り(土日祝は有料:最初の30分無料。以降1時間毎300円で上限3000円。)
期間:アンブレラスカイ開催期間 2021年6月4日(金)から7月11日(日)まで
お問い合わせ:050-3537-3553
ハルニレテラスのマップ
言わずと知れた観光名所であり、日本を代表する避暑地であるため休日は非常に混み合いますので、日時はしっかりと決めて時間に余裕を持った方がいいです。ハルニレテラスに併設されている駐車場にも限りがありますので計画的に動きましょう。
アンブレラスカイの写真紹介
アンブレラスカイ1日目
まずは晴れた日の日没時に行ってみました。
ハルニレテラスは暖色の明かりでライトアップされているので、夜に行くと鮮やかな写真が撮影出来ます。この日はなんだかんだで到着したのが19:30頃。
この時間帯になると宿泊客はホテルに戻るし、人も結構まばらになるのでゆっくりと撮影できるかと思います。平日の夜なんかは運が良ければ貸し切りで撮影する事も可能ですね。
レンズは 24-105mm を使用しています。広角側でパースを意識しました。傘はもちろんですが、照明で出来た柱の影が綺麗でそれと一緒に撮影したいと思いました。
上の写真は先程の撮影場所とは逆の位置から撮影。ポイントは「含みを持たせる事」。どういう事かというと、右上の赤い傘なんかは全部写っていないですよね。
これ意図的にやっています。傘って形が丸いんでその形を全部写すと余計な余白が生まれてしまいます。なので全部写すのではなく、部分的に写す事でバランスが取れます。
また、部分的に写す事によって「この先にも傘が飾られているんだ」って含みが同時に生まれるわけです。
横構図で撮影した次の写真も同様な事が言えます。ただし、今回は傘を思いっきり画角に入れて撮影してみました。イベント感が強調されますね。ポイントは広角側でパースを意識する事。
傘を正面に撮影する定番の撮影場所に人混みがあったので、それを隠すようにして撮影。これはこれで人と違った構図で撮影できたと思います。
全体的に色のトーンを抑えて仕上げました。最近はこの手のレタッチが好きですね。
訪れたのが丁度マジックアワー時で非常に色味の綺麗な写真が撮影する事が出来ました。帰宅してからのレタッチの時間も凄く楽しかったですね。
アンブレラスカイ2日目
数日後、雨上がりの早朝にリフレクションを狙って訪れました。結果として一部の水溜まりにリフレクションを確認出来ましたが、少し物足りなかったなーって感じです。
もっと雨量が多かったら綺麗なリフレクションが期待できたんですが、これはこれでいいのかなって感じですね。
シンメトリーが撮影出来る定番の場所から一枚。ウッドデッキに微かに写っています。こちらも先程の含みを持たせる技を使用して、傘を部分的に写すようにしました。
誰もいないし、リフレクションも微妙だったので自撮りで遊びます(笑)
そろそろポートレート撮影とかチャレンジしてみたいですね。
そう。モデル慣れしていないので立ち方がヤンキー(笑)立ち方というか、服装がいけないのかな?今どき柄シャツはダメかな?でも柄シャツってなんか目を引くんですよね。ついつい手にとってしまいます。
友人からは好評でした。
アンブレラスカイ写真のまとめ
今回は二日間に分けて撮影に行きました。なかなか理想通りの条件にはなりませんでしが、それでも自撮りなどしてカメラを楽しむ事が出来ました。
思ったのは、夜明けが非常に早く夜明け前を狙うには夜中の2:30に起床しなければ間に合わなかったということ。
でも、時間帯によっては人気スポットであるハルニレテラスも独占できるので是非時間に都合を付けて撮影してほしいと思います。
僕はおそらく期間中にもう一度行くと思います。狙うロケーションは「夕暮れの雨時」ですね。