カメラを始めた頃、いきなりシャッターが切れなくなって焦った記憶があります。「あれ?シャッター切れないけどなんで?え?え?なんで?」って軽いプチパニックを起したほどです。初心者の頃はカメラの性能や機能、動作についてほとんど無知なので無理もありませんよね。

今日はカメラのシャッターが切れなくなる原因と対処法を書きたいと思います!

目次

考えられる原因(AF編)

ガッカリする男性

AFでピントが合っていない

シャッターが切れる条件としてピントが合っている事が条件に上げられます。これは設定がフォーカス優先の設定になっていることで起きる現象で、動体撮影の時などはシャッターが切れない事が多くあります。それにより、シャッターチャンスを逃すことになるので設定はしっかり確認しましょう。

対処法:一番簡単なのが「フォーカス優先」から「レリーズ優先」にモード変更することです。レリーズ優先はピントが合っていなくてもシャッターが切れるようになります。その代わり、ピンぼけ大量生産工場になってしまうので注意しましょう。

被写体との距離が近すぎる

AFでピントが合わない原因にも関わる事ですが、被写体との距離が近すぎるとピントが合わなくてシャッターが切れない事があります。レンズには最短撮影距離という被写体に対してAFでピントが合う最短距離というのが決まっています。これはレンズの小窓に表示されている事が多いので確認してみるといいかもしれませんね。

対処法:単純に被写体から離れるのがいいと思います。表示されている最短撮影距離を参考にそれより離れた距離で撮影してみて下さい。マクロ撮影などで被写体に寄って撮る必要が有る時はMFにするといいです。

光量不足な環境下での撮影

暗所部

暗所部ではAFが効かない事があります。そりゃそうですよね。カメラは光が命ですから光が無ければピントなんて合うわけないんですから。

対処法:暗所部ではMFでピントを合わせる。その際はライブビュー撮影に切り替えましょう。その方が確実です。

その他原因(メモリーカード編)

メモリーカードの書き込み速度が遅いことでもシャッターが切れなくなることがあります。特にRAW形式で連写した時にカメラの連続撮影可能枚数の上限に達した時に起こり得ることですね。SDカードに関しては過去の記事もご覧下さい。

SDカードにも性能がある。購入する際に必要な知識とは!?

対処法:書き込み速度の早いSDカードに変える。ただし、勘違いしてほしくないのがSDカードの書き込み速度が変わるだけで、カメラの連写速度自体が変わるわけではないですからね。

カメラのシャッターが切れない原因まとめ

読んでみると意外と簡単な原因ですよね。しかし、ピントが合っていないとシャッターが切れないとか最近のカメラは本当に優秀ですよね。

僕みたいにプチパニックを起こす前に単純な原因が多いので落ち着いて考えてみましょう!