やっと新情報が届きましたね。

コロナウイルスであまりいいとは言えないニュースが続く中で、カメラやガジェットが好きな方にとって、カメラの新製品情報はどこかワクワクするのではないでしょうか。

皆さんこんにちは。

今、カメラ業界をざわつかせているキャノンの「EOS R5」ですが、つい先日に新情報が公開されました。おそらく、この手の情報に敏感な方はもうご存知かと思います。実際、多くのガジェット系のYoutuberやブロガーの方が動画や記事にしているので、改めて僕が書く必要があるかは分かりませんでしたが、僕もキャノンユーザーとしてこのR5の動向は非常に気になっているので、ユーモアを交えて書いてみようと思います。

ちなみに、過去にR6とR5についての記事も書いていますのでお時間ある方は一読下さいね。

新製品開発!EOSR5とR6情報!RFマウントの新レンズも!

新カメラEOS R5についておさらい

R5
キャノン公式

まずはこれまでのEOS R5(以下 R5)についてのおさらいをしてみましょう。このEOS R5は、世の中の男子が今年はチョコがもらえるかどうかハラハラドキドキしている2020年2月13日にキャノンが「今、こんなカメラ作ってますよー」って発表したキャノン社製のフルサイズミラーレスカメラになります。

もう2ヶ月も前の話になりますが、このR5の開発発表にはキャノン党の僕としては非常にワクワクする内容でした。その後、開発発表から一ヶ月後の3月13日、世の中のチョコを貰った勝ち組男子がホワイトデーのお返しをどうしようか考えている最中にR5の仕様の一部を追加公開しました。

その内容がこちら、

  • 4500万画素の高画素機
  • キャノン初のボディ内手ブレ補正
  • -5段分の手ブレ補正 -レンズ内手ブレ補正と協調で最大7〜8段分
  • 連写はメカシャッターで12コマ/秒、電子シャッターで20コマ/秒
  • 背面のスクロールホイール復活
  • 動画は8K30fps対応
  • 5GHzのWiFi内蔵
  • 瞳AFは犬・猫・鳥にも対応
  • デュアルスロット対応
  • マルチセレクター搭載
  • 簡単ですが、ざっくり並べちゃうとこんな感じですね。これだけ見ると非常に魅力的なカメラになっています。僕個人の感想ですが、高画素が必要かどうかはどちらでもって感じなので特にあれですが、ボディ内手ブレ補正は非常に魅力なのではないでしょうか。EOS RやEOS RPが発売された当初は「ソニーやニコンがボディ内手ブレ補正を搭載しているのに、キャノンはなんで搭載しないの?」「技術の出し惜しみ?」みたいな意見は方々から聞かれましたからね。

    まぁ、この辺を深追いすると過去記事と同じ内容になるので止めておきます。

    新カメラEOS R5追加仕様について

    GOOD

    以下は今回のR5の仕様の追加発表になります。今回の発表では新しく3項目の仕様が公開されました。

  • 8K RAW動画撮影が可能
  • ボディ内手ブレ補正は5軸補正
  • デュアルスロットはCFexpress+SD UHS-II対応
  • 更に細かく話をするとまだまだ沢山の情報が公開されているわけなんですが、カテゴリ分けするとこの3種類になります。

    動画性能

    「R5は動画を撮影するのに特化した機種だったのか」と感じたのが今回の発表。いやもちろん他の発表もびっくりして膝がガクガクしてたんですがね、その中でもこの8KのRAW動画撮影ですよ。よく写真ではRAWって言葉を使用しますが、動画撮影に於いてもRAW撮影があります。意味合いとしては写真撮影時のRAWと一緒で、カメラ側でのJPEG編集のない生のデータの事をRAWと言います。ここまではいいとして、

    僕が驚いたのは、8KでRAWって事です。4Kとか8Kとか分からない人もいると思うんですが、簡単に言うと横ピクセル数の事を言います。詳しくは端折りますが、画素数でいうと8Kは4Kの約4倍の画素数を誇るので、より精細で解像度の高い画質が得られます。その代償として出力も大きいので、それを出力させるだけの機材が必要になります。記録媒体(SDカードなど)や撮影機材もそうだし、テレビやレコーダーも8K対応でないといけません。まだまだ、一般家庭には普及していないので馴染みはないですよね。

    8K動画を編集するにはPCもかなりのハイスペックPCが必要です。8Kの為にそこまでの投資をする必要はないかと思いますが、それだけ時代が動いているという証拠です。まだ4Kですら浸透しきっていないのに、人類は何を生き急いでいるのでしょうか。

    そんな少し難しい話はさておいても、8Kノンクロップでの29.97fpsのRAW内部記録で、4K撮影に於いては最大199.9fpsと正直もうチンプンカンプンな動画性能を叩き出しているわけですよ。この数字が表すものはテレビとかでよく観るスーパースロー撮影(しかも4Kで)が一眼カメラでの撮影が可能になります。ヤバくないですか?

    僕は基本的に動画撮影は行わないので、この辺に関しての知識はあまり詳しくはないのですが、fpsはフレームレートの単位でフレームレートは「1秒間に仕様するフレーム数(コマ数)の静止画が何枚記録されているか」を表しています。つまり、このフレームレートの数字が大きいほど通常再生時やスローでの動きが滑らかな動画になります。

    ちなみに一般的なフレームレートだと、映画のフレームレートは24fpsでテレビは30fps。スムーズな動きが必要とされるゲームなんかでも60fpsですから、これだけでR5の動画性能が如何に優れているかが分かるかと思います。

    ボディ内手ブレ補正

    前回までのボディ内手ブレ補正の情報だと、ボディ内の手ブレ補正だけで5段分の補正がされるのではないかと言われていました。5段分でも正直助かるのですが、更にレンズ内手ブレ補正との協調で7〜8段分ですからね。手ブレに悩まされていた方にとっては非常に強い味方になるのではないでしょうか。

    更に今回このボディ内手ブレ補正に関しての新情報で手ブレ補正に関して「ボディ内5軸手ブレ補正」という事で、この5軸手ブレ補正によりあらゆる手ブレ補正に有効になります。5軸手ブレ補正の5軸に関しては過去に記事にしてあるのでそちらを読んでいただけると理解していただけるかと思います。

    カメラの手ブレ補正って、ボディ内とレンズ内で何が違うの?

    この5軸手ブレ補正は、ソニーが導入してユーザーから高い評価を受けています。これから発売されるカメラのボディ内手ブレ補正は、5軸補正が当たり前かなと思っていたのですが、5軸手ブレ補正5段分+レンズと協調できるのは非常に魅力ですよね。しかも、RFユニットEFユニット共に協調可能なので今のレンズ資産が活かせるのはユーザーにとっては朗報なのではないでしょうか。おいそれと新しいレンズを購入出来ない僕にとっては有り難い事です。

    EFレンズはキャノンの歴史ですからね。名玉も数多くリリースされているので、無理に新しいレンズに手を出す必要もないと思います。その点では、今回のEFレンズも協調できるのはユーザー思いで好感を持ちました。ちなみに手ブレ補正5段分の意味合いは下を読んで下さいね。

    手ブレ補正5段分って?

    カメラ

    手ブレ補正に関しては過去にも記事にしていますが、1段はシャッター速度で2倍(1/2倍)相当の事を表します。なので、手ブレ補正5段分になると、

    シャッター速度が1/60秒で撮影する時でも5段(2の5乗になるので=64倍)早い、1/1000秒で撮影した程度のブレを補正してくれる事になります。・・・この説明じゃ分かりにくいですよね(汗)

    つまり、5段分の手ブレ補正がある場合、手ブレ補正無しに比べて64倍も遅いシャッターで撮影できる事になります。・・・これも分かりずらいか。

    手ブレ補正なしで、シャッター速度が1/8秒で撮影した場合って特別な訓練を積んでない限りシャッター速度が遅いので絶対手ブレするじゃないですか?

    でも、(今回で言うと)5段分の手ブレ補正が搭載されているとカメラ表示が1/8秒で撮影しても、5段分の手ブレ補正が効くので1/500秒で撮影した時と同じ条件で撮影すると言った意味合いになります。

    ・・・これなら分かってもらえました?

    つまり遅いシャッター速度でも手ブレのない写真撮影が可能になったって事です。光量の少ない暗所部での撮影やスローシャッター撮影でも手持ち撮影が可能になるのでフットワークが軽くなりそうですね。

    デュアルスロット(CFexpress+SD UHS-II)対応

    プロカメラマンの方達はこのR5の製品開発発表時に一番嬉しかったのではないかと思われるデュアルスロット仕様。デュアルスロットとは2枚の記録媒体を差し込めるって事ですね、それによって、データのバックアップが取れるので1枚のデータが消えても、もう1枚が生き残る可能性があるわけですね。

    プロカメラマンにとって仕事での撮影データは命ですからね、そんなデータが失われたら信用問題に繋がるわけです。

    で、今回のR5の記録媒体は「CFexpress」と「SD UHS-II」を採用するみたいですね。写真撮影に於いては8K動画が撮影できる時点で4000万画素の高画素機が予想されますし、8Kノンクロップや4K199.9fpsと写真も動画もデータサイズが巨大になる事が予想されますから当然と言えば当然でしょうね。

    CFexpressについて

    では、この記録媒体は一体なんなのか?って事になりますよね。一応簡単に説明したいと思いますが、小難しい話になるので興味無い方はすっ飛ばしてもらって結構です。

    このCFexpressカードですが、XQDカードの上位互換性を保持しています。特徴としては、その転送速度でしょうか。どれくらい早いのかと言うと、CP+2019でSanDisk社が下記カードの速度を比較しています。

    13GBのデータをPCから書き込んだ場合

    CF 2分4秒
    SD UHS-Ⅱ 1分25秒
    CFast 51秒
    CFexpress 14秒

    13GBのデータをPCへ転送した場合

    CF 1分53秒
    SD UHS-Ⅱ 55秒
    CFast 37秒
    CFexpress 12秒

    一目瞭然ですね。簡単に言うと、大きなデータを早く転送・書き込みをする為に作られたカードと言うことです。

    単純な比較は出来ないですが、例えば、皆さんが馴染みのあるような2000万画素のRAW写真データは約24MB/枚と言われています。上記表の13GBがどんな数字かと言うと、静止画(RAWデータ)で500枚を越えてくるんですが、そんなデータ量を12秒でPC転送してくれるんですからその早さが分かるかと思います。

    それに比べて、UHS-IIは転送速度や書き込み速度が遅いんですがCFexpressに比べてですからね。十分早いかと思います。ただ一般の方が使用するには非常に高価なカードです。SanDisk社の話が出たのでSanDisk社のカードでCFexpressの価格をみると、

    64GBで¥17,000

    128GBで¥23,000

    256GBで¥44,000

    になります。ちょっと価格がエグいですねー(汗)使い方次第かなとは思いますが、なかなか記録媒体で諭吉1枚で足りないとなると購入するのに少しビビります。分かります?この気持ち。

    EOS R5新スペック発表のまとめ

    EOS R5
    キャノン公式

    さて、ざっくり説明してきましたが今回の発表で思ったこと、それは全ての性能が僕の想像していた遥か上をいっている事ですね。

    言葉を選ばなければ、EOS Rの時はがっかりしました。「キャノン初のフルサイズミラーレスカメラにしては・・・」みたいな感じでした。きっとそう感じた人は多いはず。今回も期待していなかったのが本音ですが、気がつけば製品発表や発売時期の発表をまだかまだかと待っている自分がいます。

    その理由は、それだけ魅力的な製品であること。また、今の世界情勢で明るいニュースがなかなかない事が挙げられますが、このEOS R5はお世辞を抜きにしても非常に魅力的な機種だと思います!

    正直な所、このEOS R5のスペックがアマチュアカメラマンに必要かは疑問があります。それは、プロカメラマンが使用する事を前提として製品開発をしているからだと思います。なので、当然値段も高価な設定になる事は想像に難しくないので、このコロナで先行き不透明な時期に無理して買う必要はないかなと・・・まだ手にとって見てもいないし、全体像が朧げ(おぼろげ)な状態で言うのはあれかもしれませんが、現段階で既に最高峰のカメラになっているのではないでしょうか。

    これからもEOS R5の動向から目が離せません。

    このハイスペックモンスターカメラを早く手にとって見てみたいです!