最近なにかと世間を賑わせているキャノンさん。キャノンユーザーとしては、非常に嬉しい限りです。やはり一眼レフカメラシェア率世界NO1メーカーが新製品を発表する事で、カメラ業界がざわつく印象があります。

さて先日、キャノンは新製品の開発発表を行いました。非常に世間をざわつかせたあれです。

今日は最近カメラユーザーをざわつかせているキャノンの新製品についての僕なりの考察を書きたいと思います。断っておきますが、僕はカメラ業界に携わっているものではありません。ただのカメラ好きなサラリーマンです。

新カメラEOS R5 について

R5
キャノン公式HP

おそらく一眼カメラユーザーの多くが注目するこの新製品 EOS R5

発表されるスペックにも驚かされているわけですが、現在まで公開されている情報や関連記事を読み漁った印象として非常に完成度の高いカメラになるのではないかと予想されます。(それだけに販売価格も高そうですが

なぜかと言うと、すでに発表されているスペックがやばいからです。ざっとまとめますね。

  • 4500万画素の高画素機
  • ボディ内手ブレ補正(キャノン初)
  • -5段分の手ブレ補正
  • -レンズ内手ブレ補正との協調で7〜8段分の効果
  • 連写はメカシャッターで12コマ/秒、電子シャッターで20コマ/秒
  • 背面のスクロールホイールが追加(というか復活)
  • マルチファンクションバーは未搭載
  • 動画は8K30fps対応
  • 5GHzのWi-Fi内蔵
  • バッテリーはEOS 5D Mark IVと同じで互換性がある
  • 瞳AFは犬・猫・鳥の瞳にも対応
  • デュアルスロット対応
  • マルチセレクター搭載

一部の情報は確定で一部はまだ憶測でしかない部分もありますが、キャノン初のフルサイズ一眼ミラーレスカメラの EOS R の事を考えるとキャノンの本気が垣間見れる仕様になっているのではないでしょうか。

そうなるとやはりこんな疑問が当然のように出てきます。

EOS R や RP は結局なんだったのか

R

これは考えない方が良かったのかもしれません。僕も結果購入は見送りましたが、散々悩んだEOS R についてですね。

キャノン初のフルサイズミラーレス一眼として満を持して登場したのが、2018年の10月25日のこと。カメラ好きが災いして、EOS R の発売に色めき立っていたところ、指名嬢の誕生日を忘れてしまい大目玉を食らったのは今となってはいい思い出ですね。

まぁ、そんな話はさておき。

キャノンのカメラボディのラインナップを見ると、「このカメラはなんの為にあるのだろうか?」と分からないようなカメラが数多くあるわけですが、今回のR5やR6の開発発表により、RやRPの存在価値がその「このカメラなんの為にあるのだろうか」ってカメラになってしまい、その存在がますます薄れてしまうように思えてならないです。当時、新しいインターフェースとして登場したマルチファンクションバーですら、今回のR5にもR6にも搭載されないようで、良い言い方をすれば唯一無二の存在になってしまいました。

キャノンのフルサイズミラーレスカメラを予想される上位機種順に並べみると、「 R5 > R6 > R > RP 」になるかと思います。

例えば、RをキャノンのEOS Kissシリーズのようなカメラ初心者の入門編みたいな位置付けのカメラにするとなると、R5にはスクロールホイールやジョイスティックが搭載(復活)され、Rで搭載されたマルチファンクションバーが無くなるなど、まず根本的なインターフェースが違うので操作性も違う事が予想されます。

って事は、操作性の面でRとR5&R6との互換性があるのかどうかも疑問になってきますね。同メーカーなのでそこまで操作性に違いはないでしょうけど。

こうなってくると、キャノンのミラーレスカメラのエントリー機は EOS kiss M だと思うし、RとMの関係性も分からなくなってしまいますね。センサーサイズの違いってだけなら、これからキャノンのフルサイズミラーレスを購入する人はR5やR6を購入するでしょう。ここは、値段次第の所もありますけどね。

そうなると、やはりRはユーザーを他のメーカーに取られない為に、とりあえず出した感がより一層強くなってしまったと言わざる負えないわけですね。それにしては、Rの登場も遅かったけど。

ここまで散々言ってきましたが、あくまで僕個人の意見なので悪しからず。買った人からしてみれば、買ってないやつが色々言うなって思うでしょうけど。

ただ、RはRはで素晴らしいカメラだと思います。新しいインターフェースはキャノンの挑戦を感じられる機種なので、R5やR6が発売される事によってRが中古市場で値が崩れるようなら買いかもしれません。

EOS R6 について

カメラ達

さて、EOS R5の製品開発発表により心中穏やかじゃない僕なんですが、R5に関する記事を読み漁る中で EOS R6 と言う固有名詞を見つけた時にはプチパニック状態でした。その他にも R1 や R3 などもみましたがこれらに関してはまだ不透明なので分かりません。

R6に関しては、予想される発売日がR5より早いというね(笑)R5の情報は色々出ていますがR6に関してはまだ未知な部分が多いので、スペックに関してもこうなるのではないかと言う部分もありますが話のネタになるかと思うのでご覧下さい。

  • 2000万画素 フルサイズCMOSセンサー
  • ボディ内手ブレ補正
  • 連写はメカシャッターで12コマ/秒、電子シャッターで20コマ/秒
  • マルチファンクションバーは未搭載
  • 動画は4K60fps、フルHD120fps対応
  • 肩液晶は無し
  • R5よりも低解像度のEVF
  • デュアルスロット対応
  • R5よりも下のクラス(R5を5Dとするなら6Dクラス?)
  • んー。この辺の情報が本当なら、趣味で撮影するには十分過ぎるスペックかなと思います。少なくとも僕のような用途なら事足りて余るくらいのスペックです。

    基本的に動画撮影はしませんが、仮に動画撮影する事になっても4Kで十分かと思うんですよね。

    将来的には8Kが主流になるなんて言われてますが、8Kが主流になるまでにまだ数年掛かると思います。

    また、R5のような高画素機もデータサイズが大きくなって処理が大変な気がしなくもない。

    高画素機カメラが初心者に向かない理由。

    高画素機のクロップ撮影は魅力的だとは思いますが、今までも「中望遠〜望遠行域で撮影したいな」と思った時にはレンズの付け替えで対応していました。でも、大変だと思った事は無いですからね。まぁ、高画素機を使用した事がないから言えるとは思うのですが、きっとクロップ撮影で2000万画素が保たれるような機種を使用したら便利さを感じるのでしょうね。(持ち運ぶ機材も減るだろうし←ここの恩恵は大きい)つまり経験は物を言うって事ですね。

    肩液晶が無いのはガッカリです。見た目の問題ですが、やはり肩液晶があるだけで高級感というか上位機種感が出ますから。

    あとはなんと言っても販売価格ですよね。僕の予想だとR5が40万円〜50万円で、R6が25万〜30万円と予想します。

    予約販売でキャッシュバック最大¥50,000〜¥100,000みたいな事も想定されますけど、そもそもキャッシュバックもそれなりの値段だから対応するって話ですから、高い事に変わりないんですよね。だとしたら正直なところやっぱり買えねーよって思います。

    欲しいけど買えないこのジレンマ(笑)非常に辛いですね。

    ミラーレスカメラ戦国時代

    M

    僕の印象ではキャノンが本気を出してきたと言っても過言では無いのかなと思います。正直「やっとか」って感じなんですがね。フルサイズミラーレス一眼カメラは今までソニーの一人勝ち状態で、遠くからキャノンとニコンが指くわえて見ていた感がありました。

    実際のところ、カメラ市場全体が縮小してる中でもミラーレス市場は成長を続けていて、2018年の世界出荷台数は一眼レフが前年の16%減に対して、ミラーレスは同3%増と増加傾向にあります。この波に乗って、自社のミラーレスカメラの開発や販売事業に力を入れ続けて、それを形としてしっかりユーザーに提示し続けたソニーが勝つのも当たり前かなと思います。

    そもそも、ミラーレスカメラ市場が成長を続けているとは言っても、昨今のスマートフォンの普及などでカメラ自体が売れにくいと聞きます。

    また世界情勢も不安定な中で一眼ユーザーが中古車が買えちゃうくらいの値段を出すのかどうかは微妙なところではないでしょうか?

    新しい機能によって撮影の手助けになるのは非常に嬉しいですが、その機能が本当に必要かどうかって考える人は沢山いると思うんですよね。

    登場人物A

    この機能は便利で良く使うけど、僕の使用用途ではあの機能は全く使わないから必要ないんだけどなー

    登場人物B

    使わない機能はいらないから取り外す事で個あたりの販売価格を下げる事もできるかもね。購入者にしてみたらいらない機能は省かれて購入額が下がるなら願ったり叶ったりね。

    登場人物A

    そうそう。車のオプションみたいな形で購入者が選べる方法を考案してくれたら嬉しいんだけどね。

    登場人物B

    全く使用しない機能があっても意味ないもんね。それを実現させるには販売店の確保や販売人員の確保とか様々な問題や対応が必要になるだろうけどそんな制度があってもいいかもしれないわ。

    僕が思うに時代の流れに合わせるなら、新車の購入のように機能をオプションとして用意し、その機能を付けるか付けないかはユーザーが選択する形をとってもいいんじゃないでしょうか。(どこかのメーカーで試しにやってみてくれないかな)製品に一貫性がないので製造は大変かもしれませんけど、そんな方法があってもいい気はしますけどね。

    R5やR6でキャノンの物作りの真価が試されるのではないかと思います。(ちょっと大袈裟かな)

    高感度で高画質の撮影が実現される時代がくる

    ISO

    主題とは離れますが少し意外だったのが、新レンズのスペックでしょうか。RF 100-500mm F4.5-7.1 IS USMRF 24-105 mm F4-7.1 IS STM で、前者はこれまでの EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USM の後継になるかと思うのですが、焦点距離が長くなる代わりに望遠端での絞り開放F値が2段分絞られているんですよね。

    望遠で撮る時(望遠が必要な時)って、野鳥やレーシング系の撮影、スポーツシーンでの撮影などで使用する事が多いと思います。そのような撮影で共通して言える事が 動きの早い動体 であることですね。そんな被写体を撮影する時に、シャッタースピードを落とすことは命取りになりかねません。

    シャッタースピードを稼ぐには従来、ISO感度を上げたり、絞りを開放にしたりしていましたが、新レンズのRF 100-500mmに関しては絞りを開放にしたところで望遠端でF7.1が限界。カメラを趣味にしている人なら分かると思うんですけど、F7.1って結構暗いんですよね。しかもエクステンダーとか使用したら更に暗くなるって事かな。

    って事はですよ?ISO感度を上げるしかないじゃん→ノイズが気になるじゃんって話になると思います。いやね、もちろん経済的に余裕のある人やプロカメラマン達は、EF 400mm F2.8L とか EF600mm F4L とか使えばいいと思うんですけどなかなかそういう訳にもいかない人の方が多いと思うんですよね。

    当然それはメーカー側も分かっているハズなんですが、RF 100-500mm F4.5-7.1L IS USM みたいなレンズをリリースしてくるって事は、高感度でも高画質を実現する自信があるのではないかと予想されます。

    それがレンズ側の性能なのか、ボディ側の性能なのか、はたまたレンズとボディとの関係で成り立つ物かは分かりませんが、結構ワクワクする話だと思いませんか?

    あくまで予想の話ですけどね。でも、ISO5000とかISO8000で撮った写真をノイズ処理無しでプリントアウト出来るくらいの高画質になったら、撮影の幅が広がるような気がします。例えば、暗所部で三脚・一脚禁止の場所でもISO8000とかで高画質な写真を撮れれば、フットワークも軽くなりますよね。

    僕は小三元と呼ばれるF4通しのレンズを良く使用します。それは風景撮影がメインで三脚はほぼマストで使用する為、大三元(F2.8通し)ほどの明るいレンズを使用する必要が無いためです。

    それでも、やはり1年に何回かは「明るいレンズが必要なシーン」に出くわす事があります。三脚使用禁止のイルミネーション会場での撮影だったり、三脚禁止の紅葉の名所での撮影であったり、その度に対策としてISO感度を上げるわけですがISO感度1000を超えたあたりからやはり現像時にノイズが気になってしまいます。この高感度ノイズ問題がクリアになれば、本当に助かりますよね。

    そんな予感をさせる今回の新レンズ開発発表には非常に心がドキドキムネムネしております。

    R5とR6及び新製品開発発表のまとめ

    珍しく長々と一般サラリーマンがカメラに付いて書いてきたわけですが、各メーカーがフルサイズミラーレスカメラに力を入れる中で、今回のキャノンのEOS R5やR6の製品には非常に今後の期待の高まる機種になるのではないでしょうか。

    フルサイズミラーレスカメラが普及しているとはいえ、2019年のラグビーW杯決勝トーナメントでは報道用のプロカメラマンのキャノン製品使用率で70%を叩き出し、失敗の許されないシーンでの信頼度がしっかり数字にも表れています。

    それだけにフルサイズミラーレスでも期待の裏切らない完成品を期待しています。

    ※2020年4月21日 新情報が発表されました!記事は下記リンクへ

    EOSR5新スペック発表!動画性能ヤバいよこれ。