美ヶ原高原

お盆休みの楽しみと言えば人それぞれでしょうが、カメラマン達にとってお盆休みや正月休みの楽しみの1つとして 流星群の撮影 があります。

お正月には三大流星群の1つの「しぶんぎ座流星群」そしてお盆休みにはこちらも三大流星群の1つ「ペルセウス座流星群」の観察が期待出来ます。

今年のお盆休みは長い休暇が取れたので夏の思い出として撮影しに行きました。お盆の話を今更するあたりはとりあえず触れないでおいて下さい(笑)

観察場所に関してはやはり新型なんとかに気を使って県内に絞り、地元から比較的近く、星の有名な撮影スポットということで 美ヶ原高原 へ行ってきました。

▼ 撮影ロケーション
  • 長野県松本市 美ヶ原高原

目次

長野県松本市 美ヶ原高原

長野県松本市にある美ヶ原高原は、標高2000mを越える場所にある高原です。

夏でも非常に涼しく街の光害を受けにくい事から、美ヶ原高原のシンボルの「美しの塔」を被写体とした星景写真は非常に人気のある写真です。

星の観察地として人気のある長野県ですが、中でも美ヶ原は星が綺麗に撮れる撮影スポットとして有名な場所です。標高の高い場所にあるだけあって、朝方には雲海の撮影だったり、早朝や夕暮れのマジックアワーの時間帯には異世界に来たかのようなロマンチックな絶景を拝む事が出来ます。

また、車でアクセス出来る事も非常に魅力ですね。高原には、道の駅として標高日本一の美術館「美ヶ原高原美術館」や「王ヶ頭ホテル」「山本小屋」など人気の高いホテルなどがあります。

山頂の高原は平坦で美ヶ原高原牧場と呼ばれる牧場があり、牛の放牧地としても知られています。

美ヶ原高原の基本情報

▼美ヶ原高原の基本情報
  • 住所:長野県松本市入山辺(番地情報はありません)
  • 駐車場:無料駐車場有り(道の駅の美ヶ原高原美術館や美ヶ原駐車場売店の駐車場も無料で使用出来ます)
  • 交通:
  • 車:「松本IC」県道67号経由で約1時間30分。国道254号→県道284号→県道282号から美鈴湖経由で約2時間。※代表的なルートを紹介しましたが、美ヶ原へ行くルートは実に沢山のルートがあるので調べてみるのもいいかもしれませんね。

    バス:JR松本駅アルプス口(西口)から期間限定で美ヶ原自然保護センターまでの直行バスの運行有り

  • お問い合わせ:美ヶ原高原美術館 0268-86-2331(代表) 0268-85-2111(冬季:12月~3月)

美ヶ原高原直行バスの情報

美ヶ原直行バス情報
美ヶ原高原直行バス情報

美ヶ原高原のマップ

道中山道なだけあって多種多様な動物に遭遇する可能性が非常に高いです。運転はスピードの出しすぎに注意して、脇見運転はご法度です。

美ヶ原高原の写真

美ヶ原高原の写真と言ったはいいものの、なかなか天候に恵まれずでたまに訪れる晴れ間から天の川と流星群を狙いました。

撮影した日は8月15日でペルセウス流星群のピークからは数日ズレてしまいましたが、まだまだ観察出来ると天気予報のお姉さんが言っていたので現地へ向かったのですが、なかなか雲の流れまでは予想出来ないですね。

それでも、縦構図や横構図で納得の行く写真が撮影出来たので一応満足して帰ってきました。ちなみに、近い所に住んでいながら美ヶ原での撮影は始めてでしたが、盆休みも重なってやはり人がすごかったですね。ただ、開けている所だけに構図を選ばなければゆっくりと撮影出来そうです。

美ヶ原
現像頑張りました

天の川の横に見える明るい星はアルタイルですね(たぶん)夏の三角形を形成する星になります。ちなみにF4のレンズで撮影するとこんな感じです。15秒〜30秒(シャッター速度)開けているので星が流れてしまっています。ノイズも酷いし、画質も劣化してしまってますね。

星景写真は撮影もそうですが現像も実に難しいですね。

美ヶ原
画質の劣化は仕方ないのかと・・・

流れ星ゲットしました!家に帰って一人で興奮してしまいました(笑)

美ヶ原でペルセウス流星群を撮影したまとめ

美ヶ原での撮影は始めてで、しかも星景写真自体の撮影も実に2年振りでした。なぜこんなに期間が空いたのかと言うと、一言で言えば「ハマるから」です。僕自身の性格上、ハマったら惜しみなく散財するでしょう。明るいレンズを購入し、天体撮影用のカメラを購入し、赤道儀まで購入すると思います。

自分の事が分かっているからこそ今まで撮影しなかったのですが、今回久しぶりに星景写真を撮影してみてやはりハマりそうになっています。毎日物欲との戦いです(笑)

そんな話はさておき、皆さんも一度は美ヶ原に撮影に来てくださいね。できれば、宿泊込みできてほしいです!夜は満点の星空に朝は雲海なんて絶景も見れるかもしれません。