パースペクティブってご存知ですか?
皆さんこんにちは。カメラ用語や写真用語ってなんでこんなに難しい単語が多いの嫌になっちゃう!の時間です。過去にもカメラ用語や写真用語について記事を書いてきましたが、今回の用語解説は パースペクティブ です。
このプロアクティ・・・じゃなくて、パースペクティブは知っておいて損はないかと思いますので一読していただけたら嬉しいです。
では、
目次
写真に於けるパースペクティブについて
このパースペクティブとは、遠近感 や 遠近法 という意味があります。皆さんがSNSなどで パースを効かせた とか言ってるパースがこれです。この遠近感や遠近法は様々な分野で使用されており、写真撮影に於いては広角レンズや超広角レンズでその効果は強調されます。
パースの効き具合 広角レンズ<超広角レンズ
広角レンズや超広角レンズは一般的に35mm換算で35mm以下が広角レンズ。24mm以下になると超広角レンズとされています。ただし、その定義は人それぞれで決まっているものではないので参考くらいに思っておいてくれればいいと思います。
逆に望遠レンズなどで得られる圧縮効果は、遠くのものが近くに見える事により遠近感がなくなる効果の事をいうので、このパースペクティブと対の意味になります。
ではこのパースを意識的に使用して撮影するにはどうするかというと、まずレンズは広角レンズ一択かと思います。それも焦点距離が短くなればなるほどパースの効き具合は顕著になるかと思います。
広角レンズ使用時に注意したい点
パースによる恩恵がある分、その逆も然りで広角レンズの特徴の一つに歪みがあります。この歪みはレンズの中心に比べて四隅付近でパースによる歪みが発生し、垂直の物が斜めに写るなどの問題点もあります。
なのでポートレート撮影時に広角レンズを使用する時は人物の配置に注意しなければなりません。人物を四隅付近に置いてしまうと、人物が歪んでしまうのでNGな写真になります。逆にパースを利用して脚長に見せるというテクニックもありますが、無難な事を言うならポートレート撮影では超広角レンズの使用は避けたほうがいいように思います。
広角レンズを攻略するにはパースを理解する
広角レンズって難しいと思いませんか?僕も広角レンズの写りが好きでよく使用するのですが、未だに難しいと感じます。ただ最近は難攻不落の広角レンズの牙城を崩せそうな気がしてきました。まず、広角レンズへの考え方を変える必要があるかもしれません。
広角レンズ=広い範囲を写せる
と思い込んでいる人は、写真は引き算って言うのに広角レンズは沢山の色んなものが写りこんで構図内がガチャガチャしちゃう。って感じを持っているかもしれません。そこに広角レンズは難しいと感じるカラクリがあると思います。
広い範囲を写せるって事に間違いはありません。そりゃそうですよね。広角ってくらいですから。そうではなくて、広角レンズはパース(遠近感)を効かせるレンズって認識の方がより良い写真が撮れるようになるハズです。
広角レンズの特性を理解して使う
どういう事かと言うと、広角レンズは 写した物が画面の端から中央に向けて小さくなっていく性質があります。正確に言うと、画面の端から中央方向に向かってまとまっていくと言った方がいいかもしれませんね。
言葉で説明するには作例を交えた方がいいと思うので作例を交えて紹介したいと思います。
写真(パースの効いた)作例と解説
近所の階段を24mmで撮影しました。この作例だと、階段が画面の下から出ていて上部中央部に向かってまとまっていってますよね。(赤い矢印を参考にしてみた下さい)実際の階段の幅は上から下まで変化はありませんが、パースが効くとこのように写るようになります。
これは35mmで撮影。上部の方は上から下中央へ。下部は下から上中央へまとまっていってます。今回は35mmですが焦点距離がもっと短くなるとその効果は顕著です。
次にこの作例ですね。
この写真は画面右側の方から建物が出ていて左側の方へ像がまとまっています。
これも画面の右側から奥側へまとまっていく感じが見て取れると思います。
このように感覚的には端側の物は中央へ向けてまとまっていくといった感覚でしょうか。カメラに近い方から遠い方へ向かっていく感じですかね。これが、広角レンズによるパースの特徴です。
作例が下手すぎて申し訳ないですが、一応分かってくれたと思います。僕も広角レンズについてはいまだに試行錯誤なので一緒に上達していきましょう!
もっと詳しく解説すると消失点だとか透視図法だとかあるんですが、それは構図の話になるかと思うのでまた今度解説したいと思います!
写真上達への近道まとめ
このように広角レンズの特性パースペクティブを理解すると簡単にこ熟れた写真が撮れるようになります。
望遠レンズの圧縮効果も然り、この広角レンズ特有のパースペクティブを理解すると撮影に幅も広がるので、パースペクティブマスターになりましょうね!