長野県には沢山の紅葉絶景スポットがあります。白駒池や白馬村、高山村や志賀高原などとてもじゃないけど1シーズンでは回り切れないほどの絶景スポットがあります。
そんな紅葉絶景スポットを数多く抱える長野県に於いて、絶対に訪れた方がいい紅葉スポットの1つが長野県長野市戸隠にある「鏡池」です。
有名過ぎて、僕が改めて説明するようなスポットではないんですが、撮影に行ったからにはぜひ皆さんに紹介したいと思っています。
なので今日は、長野県長野市戸隠の鏡池の紅葉を紹介したいと思います。
- 長野県長野市戸隠 鏡池
目次
長野県長野市戸隠村
正確に言うと「戸隠村」と言うのはすでに存在しないです。最盛期には人口が10000人ほどいましたが、現在は4000人ほどになっており過疎地域に指定されていました。
そして、2005年より豊野町・鬼無里村・戸隠村・大岡村は長野市に編入合併されたので2005年で戸隠村と言う名称は消滅しました。ただ、昔の名残で今も多くの人が「戸隠村」って呼んだりもします。
当然、名前だけがなくなっただけなのでこの戸隠地区自体はまだ存在しています。
全国的にも有名なパワースポットである戸隠神社や今回紹介する鏡池、食だと戸隠そばなんかでは非常に有名ですね。
戸隠神社の奥社へ行くには樹齢400年を超える杉の参道を歩く必要があります。道中は傾斜のきつい坂道があったりして体力に無い方は非常に辛いですが、行って損はないパワースポットになります。
長野県長野市戸隠 鏡池の基本情報
- 住所:長野市戸隠(ナビに「鏡池」って入力すればOKです)
- 駐車場:無料駐車場有り(鏡池最寄りの駐車場に5台、徒歩1分の所に40台ほど駐車出来ます)
- 交通:
- お問い合わせ:026-254-2888(戸隠観光情報センター)
※注意:紅葉のシーズンは土日・祝日はマイカー規制が掛かります。マイカーでお越しのなる際は、平日にお越し下さい。土日・祝日にお越しの際は、シャトルバスやタクシーをご利用になるといいと思います。
車でお越しの方
上信越道「長野IC」→七曲経由→戸隠「鏡池」
公共交通機関でお越しの方
「JR長野駅」からアルピコ交通バス戸隠キャンプ場行き「森林植物園」下車で徒歩約40分。
戸隠 鏡池のマップ
戸隠に行く時に気をつけてほしいのが「七曲」と言う急カーブですね。急カーブが7つ続きます。そこまで狭い印象はないんですが、対向車がある場合は「ゔっ」ってなる感じです。
実際にこの七曲りで多くの事故が起きているので注意してくださいね。スピードの出しすぎは事故の元です。
七曲りを過ぎてから戸隠までは比較的運転しやすい道が続きますが、鏡池周辺は道幅が狭くなっていて、戸隠そば「そばの実」さん方面から来るとすれ違いが困難な場所が多くあります。
戸隠 鏡池の写真
実は、3年ほど鏡池には通っているのですがなかなか思い通りの写真を撮影できた事がありません。
原因は天候だったり激戦区で撮りたい構図で撮れなかったりだとか色々あるんですが、今年こそはという思いでいました。
ちなみに先程もお伝えしましたが、紅葉シーズンの土日・祝日は朝9:00から交通規制が掛かってしまうので自走で行く方はその前の時間に行く必要があります。また、激戦区なので「朝早起きして・・・」って感じだと駐車場に車を停める事は不可能です。
今回は僕は夜21時に寝て、0時に起きて1時半に出発し到着したのが3時半で、駐車場は残り2台分しか空いてませんでしたね。
先日の白駒池と言い・・・これだから激戦区は・・・。とか思いながら「まぁ停めれたからいっか」と秒で切り替えました(笑)
駐車場に到着してから、先に三脚を立てようと思い、定番構図の場所に行ってみてびっくり既に沢山の三脚が所狭しと並んでいるではありませんか。
絶望・・・そんな言葉が頭をよぎりましたが、「違う所から撮影すればみんなと違う構図の写真が撮影出来るからいっか」と秒で切り替えてました(笑)基本的にポジティブ人間なので。
結論を言えば、強風過ぎてリフレクションの撮影は叶いませんでした。ですが、こんな鏡池もまたいいのかなと思い無い構図力を絞り出して撮影しました。
この写真をご覧になれば分かるかと思いますが、戸隠連山は冠雪しており、そこから吹き下ろしてくる風が容赦なく体温を奪っていきます。寒いのを見越して暖のとれる服装で来たのですが、想像以上の寒さでした。
現場の臨場感を伝える為にシャッター速度を遅くして、右の白樺の暴れ具合を収めました。
とにかく天然のエアコンを体中に浴びながら死ぬかと思いました。鼻水はズルズルだし、震えは止まらないし、手はかじかんで感覚なくなってくるし・・・紅葉を撮影していると同時に冬の訪れも感じた瞬間でしたね。
老夫婦に協力していただきました。歳を取ってもこうやって素敵な景色を共有出来るパートナーがほしいですね。
戸隠 鏡池の紅葉まとめ
なんだかんだで4年目の戸隠鏡池の紅葉撮影。1年目は霧の中の撮影でリフレクションならず。2年目は戸隠連山に虹が架かるも安物フィルターのおかげで変な色被りをしてしまって残念でした、季節も枯れ紅葉の季節だったのでなんとも言えない感じでした。
3年目は早起きに失敗して、昼間に撮影しに行ったら人が多すぎて、風が強すぎて微妙に・・・(笑)
そして今年。三脚位置取りの争奪戦に負けましたが、おかげで今年が一番撮影スペースにゆとりを持つ事ができました。これぞ、ソーシャルディスタンス(笑)
冗談はさておき、自然を相手にした撮影は偶然の産物が多いですから、ある意味一番の収穫は「どうやったら決められた状況下で納得のいく構図を撮影出来るか考えて撮影できた事」ではないでしょうか。
特に激戦区なんかでは好みの場所で撮影出来るとは限りませんからね。
来年こそはリフレクション撮影に成功したいと思います!