高島城

今年の桜前線は非常に進みが早く、気が付くと近所のエドヒガンの桜の木も葉桜になっていました。時間さえあれば追いかけたい所ですが、社会情勢的にも仕事的にも長野県内の桜前線を追う事でいっぱいいっぱいですね。

ですが、そこはさすがの長野県です。自然豊かな長野県には多くの名木や素晴らしい景観が多いので非常に満足出来る撮影スポットが多いので助かりますね。

本日はどこの桜の紹介かというと、長野県諏訪市にある高島城の桜の紹介になります!

僕自身も数年・・・いや、数十年振りに訪れましたが、桜や城に興味の無かった当時とは違いとても素敵な景色に感動しました!

▼ 撮影ロケーション
  • 長野県諏訪市 高島城

目次

長野県諏訪市 高島城とは?

現存する高島城の本丸・天守・櫓・門・塀は1970年に復元され、高島公園として整備された物になります。

過去を遡ると、元々高島城は「諏訪の浮島」と呼ばれていました。というのも、高島城は元々諏訪湖に突き出した水城だったからです。「え?どこがよ?」って思う方もいるかもしれません。

そう思うのは、現在の高島城は諏訪湖から遠く離れた場所にあるからですね。これは、復元の際に移動したわけでもないし、もちろん諏訪湖が移動したわけではありません。

江戸時代になると諏訪湖の干拓が行われ、諏訪湖の面積が縮小した為に高島城は水城の面影をなくしたとされています。

諏訪湖に浮かぶ城なんて聞いただけでもワクワクしますが、残念ですね。

築城主は日根野高吉。築城年は1592年ですが、軟弱な地盤の上に作られた上に築城に7年と短時間で建てられた為に、度々の補修工事を繰り返し行っていたとされています。

高島城の基本城

▽高島城の基本情報
  • 住所:長野県諏訪市高島1丁目20-1
  • 駐車場:無料駐車場有り(15台ほど停めれる駐車場の他に近くにコインパーキング有り)
  • 交通:
  • ・車でお越しの方

    中央自動車道[諏訪IC]から約15分

    ・電車でお越しの方

    最寄り駅[JR上諏訪駅]から徒歩10分

  • 料金:大人310円(20名以上の団体は200円) 小人150円(20名以上の団体は100円)
  • ※障がい者手帳をお持ちの方は、大人150円。こども無料。介助が必要な場合は介助人1名まで割引料金150円

  • 開館時間と休館日:9:00〜17:30(10/1〜3/31は16:30まで)。休館日は12/26〜12/31及び11月第2木曜日。(料金と開館時間または休館日については変更になっている可能性があるので最新の情報は公式ページをご覧下さい)
  • お問い合わせ:0266-53-1173

高島城のマップ

高島城周辺はお城あるあるだと思うのですが、狭い道が非常に多いです。また、一方通行も多いので注意して運転してください。

高島城の写真

高島城は復興天守とお堀を一緒に入れた画角が有名かと思います。風の無い日なら桜がお堀にリフレクションするので非常に綺麗な写真が撮影出来ます。

この日は生憎の天気でリフレクションはしていませんでしたが、城と桜ってだけでも絵になりますよね。

よく見ると手前の桜が若干赤み掛かっていますが、これは後ろの信号機の影響です。

高島城

駐車場からすぐの所で撮影。個人的にはこの一枚が一番好きです。撮影場所としては民家の目の前の道路になるので車には注意してください。

高島城

先程紹介した写真ですが、23時には高島城後ろの街灯が消灯します。信号機の灯りがうるさいですが、星を撮影する事も可能です。

この時はレリーズを忘れてセルフで撮影していましたが、30秒の長時間露光写真を20枚ほど比較明合成してみました。

高島城

気合入れてもっと枚数撮影すればよかったと後悔しました。今回は撮影してきませんでしたが、高島城は高島城址公園として整備されていて、桜の季節や藤の花が咲く季節には多くの人で賑わいます。撮影に疲れたら公園でゆっくりするのもいいのではないでしょうか。

高島城址公園への橋になります。さきほどの写真を撮影した場所ですね。

高島城

高島城の写真まとめ

今回は約25年振りに高島城へ行ってきました。こんな近くに桜の名所があったとは知りませんでした。思えば、僕の地元には松本城があり、勝手に自分の中で城ヒエラルキーを付けていたのかもしれませんね。

「松本城見とけばそれでよし」みたいな感じ。おかげで、損をしていたと感じました。

来年も再来年もこれから先ずっと桜の季節には写真を撮りに出掛けたいと思います。