昔から思っていた疑問が1つあります。
「なぜ河川敷には桜が多く植えられているのか」
この疑問に答えてくれるのがグーグル先生です。非常に便利な世の中になりましたよね。分からない事があれば、ネットを開いて検索窓にキーワードを打ち込めば疑問が解決するわけですからね。
で、答えは「昔は大雨による河川の氾濫が相次いだ為、土手に桜を植える事によって毎年多くの花見客が訪れて、自然と土手を踏み固める事ができ増水に耐えられる土壌がつくられる為」だそうです。
ここにも昔の人の生活の知恵がありました。
話はずれましたが、今日皆さんに紹介したいのは、長野県小布施町 千曲川桜堤の八重桜 です!
- 長野県小布施町 千曲川桜堤
目次
長野県小布施町 千曲川桜堤とは
長野県小布施町にある千曲川桜堤は、千曲川の堤防沿いに全長4kmにわたり約600本の八重桜「一葉」が植えられています。
例年ゴールデンウィーク直前あたりから見頃を向かえます。また小布施町は「栗と北斎と花のまち」として知られ、信州の小京都と呼ばれる景観も相まって非常に多くの観光客で賑わいをみせる、絶景スポットになります。
小布施町のモンブランは全国的にも有名ですよね。このモンブランだけを求めて人が訪れるくらいです。桜の季節とはズレてしまいますが、機会があれば味わってみたいです。
千曲川桜堤基本情報
まずは基本情報からご紹介いたします。
- 住所:長野県上高井郡小布施町山王島
- 駐車場:無料駐車場あり(一番近い駐車場だと小布施スマートIC側から小布施橋を左折して高架下をくぐると左右に10台ずつ停めれる駐車場があります)
- 交通:車でお越しの方
- 電車でお越しの方
- お問い合わせ:026-214-6300 (小布施観光協会)
小布施スマートICから車で3分
須坂長野東ICから車で15分
長野電鉄長野線小布施駅を下車(徒歩25分)
千曲川桜堤のマップ
千曲川桜堤へ行くには、小布施スマートICを降りて左折し小布施橋を左折するのが一番分かりやすいし、駐車場へのアクセスも一番スマートです。
時期になると交通量も増えますので運転には注意してくださいね。
千曲川桜堤の写真紹介
千曲川桜堤の品種は八重桜の「一葉」なので非常の大振りな桜の花になります。なので存在感があり、ソメイヨシなどに比べると一本の桜に沢山の桜の花が付いているように見えるのが特徴です。
先程も紹介しましたが、全長4kmに約600本の桜の木があるので非常に映える写真が撮影できるかと思います。ポートレート撮影に向いているロケーションですね。
残念ながら僕はポートレート撮影しないので作例がないのですが、SNSなどに多くの写真が上がっているのでご覧になってみてはいかがでしょうか。
では、僕の撮影した写真を紹介しますね。
まずは、全体ではなく1本にフォーカスをあてて撮影しました。大振りな桜の花が非常に可愛いですね。
桜並木の中に入って撮影。アクセントとして左上に太陽を配置して光芒を意識して撮影しました。
フレアやゴーストは気にしないスタイルです。
歩道から遠近感を意識して撮影。本当に綺麗で素敵な場所です。
定番構図の桜並木をシンメトリーで撮影。ポイントは目立つ桜の枝を入れない事。桜の花びらに比べて枝の黒は非常に目立ってしまいますからね。
あとは、上の桜の面積と下の緑の面積の比率でしょうか。三分割した時に上2:下1になるのがいいと思います。
撮影していると農耕車が通ることがあるので、その際はすかさずシャッター速度を早くして撮影しましょう。被写体が静体から動体になるので、シャッター速度には注意が必要です。
この時もすかさずISO感度を上げて、1/640 まで上げました。まぁ。これだけ晴れているとISO100でも 1/200 くらいにはなるので農耕車くらいのスピードなら大丈夫だとは思いますけどね。
念願の自撮りです。初めてここに来た時から「いつかはここで自撮りしてみたい」と思っていたので念願叶いました。
ここでも被写体が変化します。桜→人になるので絞りは開放にしてボケ加減を調整しましょう。
この時使用していたレンズは24-105mm F4 だったので開放で撮影しています。
レンズの性能を最大限に活かすという意味では F8 くらいがいいかと思いますが、そこは深く考えない方が撮影を楽しめます。
堤防を降りると菜の花が咲いているのでこちらも撮影してきました。
千曲川桜堤の桜まとめ
一昨年は台風19号の影響であまり行く気になれず。昨年はコロナの影響で行きたくても行けませんでした。もちろん今年も引き続きコロナ禍の中で行こうか迷ったのですが、あまり構えすぎてもな・・・と思い出掛ける事にしました。
3年振りの桜堤はやはり綺麗な場所で、毎年撮影したい場所の1つですね。次は友人家族を連れてポートレート撮影したいと思いました。