皆さんこんにちは。SNSを見ても桜の写真が沢山アップされているなかで僕の住む長野県でも南信の方からようやく桜の便りが届きました。

いよいよかと心踊る中、残念ではありますが新型コロナウイルスの影響で、名所のさくら祭りは相次いで中止になっています。桜まつりの中止という事は、ライトアップも行わないのでしょうね。

残念です。残念ですけど仕方ないと自分に言い聞かせる毎日を過ごしています。

まぁ、そんな事を思いながら過去に撮影した桜の写真を見返していたのですが、中でも印象的だった1枚を紹介したいと思います。

目次

桜と季節外れの雪に感動

雪桜

昨年の4月も上旬の事でしたね。すっかり春めいた陽気で、どこの桜を撮影しに行こうかとウキウキしながら予定を立てていました。

一日掛けて南信から撮影しながら徐々に北上して行き、新潟の高田城でライトアップの撮影を楽しむと行った予定を立てていたのですが、まさかその決行日当日に雪が降るとは思いもしませんでしたね。

当然ながらスタッドレスタイヤは履き替えていたので、雪の中の運転は少し怖いと思いながらどうしたものかと考えていたのですが、近所に小ぶりですが綺麗な桜があるのを思い出したので歩いて向かました。

こうして思うのは撮影のロケーションが徒歩圏内って素晴らしいですよね。期間中なら何回も通えるし、名所でもなんでもないので人もいないし、こういう場所でしっかり時間を掛けながら構図を考えたりだとか、自分の撮影スタイルを見直す事で写真が上達するのかもしれません。

話が逸れましたが、近所にあるこのお寺は先輩の家なので撮影前にご両親に挨拶をし、近況について談笑してから撮影しました。同級生の親と話すのもたまには面白いなと思ったことを思い出します。

玄関先に一本の桜の木が植えられており、なんてことない構図ですが少し京都っぽさをイメージして撮影しました。あとは雪が目立つように背景に暗いものを配置したのも意識した点です。

桜と雪のそれぞれを表現するのは難しい

桜の花びらに積もった雪が綺麗でなんとか桜の花びらと雪の感じを表現したかったのですが、桜の花びらって、カメラで撮影すると肉眼で見るより白く写ってしまうので難しさを感じました。

雪と桜の花びらが同化してしまうのです。レタッチで差別化する事もできるのですが、撮影の段階で出来るだけ後処理の手間を省くように撮影する事は重要なので、雪は雪として雪の降りしきる感じを表現しようとシャッタースピードを早くして、更に背景に暗い物を選ぶことにより雪の存在を明確にしようと考えました。

カメラ初心者必見!桜の撮影方法とレタッチ方法の紹介!!

一応自分なりに色々考えた1枚です。

桜と雪のコラボは最高だったまとめ

近年は雪の降る日が少なく長野県に住んでいても雪不足を感じます。それだけに、この季節外れの雪と桜のコラボは非常に感動しました。

桜に雪なんてこれから拝めないかもしれない景色をカメラに収められた事はラッキーな体験でした!