外出自粛により、家で過ごす時間が多くなりました。自分で言うのもあれですが、フットワークの軽い類の僕だったので最初のうちはどう過ごしていいか分からず、戸惑いを隠せなかったですね。

それでも一応仕事はまだあるので休業されている方達に比べたら幸せなのかなと思います。

僕のおうち時間の過ごし方は、仕事のある日は今までとなんら変わりありません。休日はどこにもいけないので、部屋の掃除だったり、ブログ記事を書いたり、過去の写真を現像しなおしたりと今まで時間がないと適当に理由をつけて後回しにしていた事を積極的に行うようにしています。

おかげさまでそれなりに有意義な時間を過ごすことができています。

さて、今日はなにかというとこれまで当ブログは一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラなどの話を主に取り上げてきました。

そこで少し視点を変えて、今日は スマホで写真を綺麗に撮影するコツ を紹介してみようと思います。

最初に断りを入れておかないといけないのですが、僕はiPhoneユーザーなので機種はiPhoneでのお話とさせていただきます。ちなみに iPhone XS になります。

iPhoneカメラのスペック

iPhone

まずは、iPhoneのカメラスペックを知っておきましょう。無理に覚える必要もないですが、知っておいて損はないです。

機種 iPhone XS iPhone XS Max
画素数 1200万画素 1200万画素
広角レンズ F1.8 F1.8
望遠レンズ F2.4 F2.4
光学ズーム 2倍 2倍
デジタルズーム 最大10倍 最大10倍
手ブレ補正 デュアル光学式 デュアル光学式

iPhone XSもXS Maxもカメラスペックに違いはありませんね。特筆すべきは非常に明るいレンズを使用している点でしょうか。手ブレ補正もしっかりと搭載されています。

余談ですが、僕が始めて購入した携帯電話からは想像もつかない程高スペックです。時代の流れは非常に早いですね。

  • ポートレート撮影にて被写界深度がコントロールできる
  • ポートレート撮影にて撮影美を追求してエフェクト効果が楽しめる
  • 機能設定でHDRを自動でやってくれる
  • 写真とLive Photosの高色域キャプチャ
  • これだけ見るとカメラ性能にも力を入れてきているなと感じます。昨今のスマホカメラは巷で、一眼レフユーザーを喰いにいっていると言われるほど高画質で高スペックですからね。手軽に取り出せてパッと撮れるって意味ではこの上ないのではないでしょうか。

    それでも、一眼レフやミラーレスカメラには物理的に敵わないとこもあります。今後、この物理的に敵わない部分をどう進化させるのかも注目ですね。

    では、iPhoneのカメラスペックについてもう少し深堀りしてみようと思います。

    画素数

    今回紹介する、iPhone XS のカメラですが画素数は1200万画素となっていますね。基本的には日常生活に於いて、1200万画素あれば十分と言える画素数です。1200万画素ってどんな画素数の?って疑問を持たれる方も多いと思いますが、1200万画素はA4サイズの印刷物が綺麗に印刷できる画素数になります。印刷する用紙サイズによっては1200万画素では足りないシーンもありますが、普通に生活していてそんなシーンなかなかないのですからね。

    ちなみに、一眼カメラなどの2000万画素以上だとA版でA2まで、B版でB3までなら綺麗に印刷できます。ここで勘違いしやすいのが、画素数は多ければ多いほど画質が良くなると思い込んでいる方が多いですが、それは全く違います。同じ画素数で撮影した写真は綺麗に写っていようが、被写体がブレブレの写真であろうが画素数が変わっているわけではないので画素数だけで言ったら同じになります。

    一方の、画質は写真の質が問われています。手ブレや被写体ブレがないか・ピントが合っているかなど様々な条件が重なって画質が良いと判断されるのです。

    広角レンズ

    iPhone XS の広角域は一眼レフでいう35mm換算で28mmと言われています。一眼レフユーザーで風景写真を撮影する人にとっては気持ち狭いかなーって感じですね。最新機種だともっと広く撮影できるみたいですけどね。スマホのカメラも日々進化しているのですね。

    望遠レンズ

    望遠レンズの方は一眼レフでいう35mm換算で57mm相当と言われています。

    光学ズームにより画質劣化防止

    今までのiPhoneのカメラも当然ながらズーム撮影は出来ました。今までのレンズが1つのiPhoneはデジタルズームを採用(それしかできなかった)していましたが、デジタルズームの欠点としてズーム撮影時に画質の劣化が酷いということがありました。

    それを解決したのが 光学式ズーム になります。正直なところこの光学式ズームのカラクリを説明しても訳わからなくなるだけなので、今回は端折りますが、デジタルズームは写っている画面をただ引き伸ばしているだけなので画質が劣化するんですね。

    F値(絞り)

    一眼カメラをいじったことのある方は少しばかりでもこのF値については馴染みがあるのではないでしょうか?レンズ内には絞り羽根という機構があり、この絞り羽根が円形に絞ったり(閉じる事)、開いたりする事で光の入る量を調整しているんです。光を多く取り込む事により暗所部での撮影で有利に働いたり、ボケ加減が大きくなったりします。取り込む光の量を少なくすると、ボケ加減が少なくなり全体にピントが合うようになります。この絞り羽根の絞り値を表したのがF値になり、F値が小さい(数字が小さい)ほど取り込める光の量が増えます。明るいレンズなんて言ったりしますね。F値が大きいほど取り込める光の量が少なくなります。

    カメラ教室。F値(絞り)について分かりやすく説明します!

    それを踏まえた上で、iPhone XSのスペックを見てみましょう。広角レンズでF値1.8は非常に明るいレンズになります。望遠域でもF2.4ですから、これだけみても非常に優秀なレンズを搭載している事が分かりますね。

    手ブレ補正

    iPhoneに手ブレ補正が搭載されているのは、スペック表をご覧いただければ分かってもらえると思いますが、このデュアル光学式の手ブレ補正は広角レンズにも望遠レンズにも両方に搭載されています。

    光学式の手ブレ補正なんて名前だけ聞くと難しいですが、簡単にどんな手ブレ補正機構なのか説明すると、撮影時にレンズが動いて手ブレを補正してくれるという素晴らしい機構なんです。光学式の手ブレ補正は一眼カメラにも搭載されてますからね。スマホにもこの手ブレ補正を搭載するあたり、一眼カメラを強く意識している証拠ですよね。

    iPhoneで綺麗な写真を撮影するためのコツ

    iPhone撮影画面

    前置きが長くなってしまって申し訳ないと思っています。ここからが本題で、どうせなら気軽に撮影できるiPhoneで綺麗な写真を撮影したいと思いますよね。今日はそんなユーザーの願いを叶えるべく一眼ユーザーの僕が思うiPhoneで綺麗な写真を撮影するコツを紹介したいと思います。

    一眼カメラもiPhoneのカメラも性能さえ違えど同じ庭に咲く花と同じで、写真を撮る事に関しての知識や技術はほぼ同じだと僕は考えています。なので一眼カメラで撮影する時と同じ事に気をつけていただければ、iPhoneでも綺麗な写真が撮影できるのではないでしょうか。

    構図を意識する

    iPhone構図

    まずは構図についてですね。構図については過去に記事にしたことがあります。良ければ参考までに御覧ください。

    カメラを始めたらまず覚えるべき簡単で基本的な構図4選!

    で、手軽に撮影できるのが売りのスマホのカメラ機能ですから、構図をあーでもないこーでもないって考えて撮影するのはちょっと違う気もしますよね。なので、僕がおすすめしたい構図はただ1つです。それは三分割構図です。

    三分割構図は一番簡単に構成できるのでおすすめです。カメラを起動するとグリッド線がでるので交点に被写体を配置してみてください。

    光を意識する

    iPhone光意識

    写真撮影に於いて、大切な要素の1つである 光。光を意識するだけで綺麗な写真を撮影できます。例えば、早朝だったり夕暮れ時って綺麗に撮影できるイメージないですか?それは、太陽の光が日中の光に比べて柔らかくなっているからなんですね。

    光があるという事は影があります。この影を意識する事で印象的な写真を撮影する事ができます。場合によっては影を主題にしても面白いかもしれませんね。

    もう1つ光に関して重要なのが、逆光を意識する事です。逆光は被写体の輪郭線を柔らかくしてくれるのでフワっとして印象の写真が撮れます。物撮りでもポートレートでも風景写真でも積極的に狙ってみたいですね。注意したいのは光源を直接画角内に入れるとフレアやゴーストが出るので注意してください。

    連写モードを使用する

    動く被写体には迷わず連写です。数を沢山撮ってお気に入りの写真は後で選べばいいって考え方ですね。例えば、子供なんかは予測できない動きをするので1枚撮りは失敗のリスクが高いです。失敗のリスクを減らす為にも連写モードにするべきです。

    HDR機能を使用する

    写真を撮影する上で問題となるのが明暗差。画角内の明るい所と暗い所の差が激しいと写真に於けるちょうど良い明るさがとれなくなります。明るい所にピントを合わせると暗い所の階調がなくなってしまいます(黒つぶれ)逆に暗い部分にピントを合わせると明るい部分の階調がなくなります(白とび)。

    そこでこのHDR機能をONにすると、撮影の際に異なる明るさの写真を何枚か撮影し、ちょうど良い明るさの写真になるように合成する機能です。明るさのいいとこ取りですね。

    ポートレートモードを使用する

    iPhoneポートレート機能

    人を撮影する時は当然ですがポートレート機能を使用しましょう。ポートレートモードはポートレート撮影に特化している上に、撮影後に背景のボケを調整する事もできます。背景をぼかす事で被写体が際立ちます。あとでボケ加減を調整するためにもポートレートモードで撮影しましょう。

    水平・垂直を意識する

    写真の基本である水平垂直。あまり飛躍した構図での撮影は逆に不自然になるので要注意です。やはり一般的に綺麗とされる写真は、水平と垂直がしっかりとれている写真が多いです。

    SNSに投稿するなら露出は明るめ推奨

    露出は明るめ

    露出とは写真の明るさみたいなもんですね。昨今のSNSの普及により撮った写真をSNSやブログなどに投稿する人も多いのではないでしょうか?

    こんな事ありませんか?SNSに投稿した写真を見てみるとなんか暗いと感じる事。これ結構あるあるですよね。なので、撮影時やSNS投稿時は露出補正を+にして撮影(編集)しましょう。

    何を撮るのか主題ははっきりさせよう

    カフェ

    お洒落なカフェって色々なアイテムが可愛いから画角内に入れるだけ入れて撮影しがちなんですが、それじゃ画角内がガチャガチャして見た目に綺麗と言えません。物撮りの場合は数ある可愛いアイテムの中から1つに厳選して撮影する事が非常に重要です。その方が見た人もお洒落と思えます。

    窓際を死守せよ

    窓際

    写真は光が重要だとお伝えしました。なのでカフェやレストランで写真を撮りたかったら窓際に座るべきです。理由は言わずもがなですが、光の恩恵が受けられる写真を撮る事が出来るからですね。

    料理写真は引いて撮る

    レストランなどの飲食店で美味しそうと言う理由で料理などを撮影する方が非常に増えました。ただ、料理写真を綺麗に撮影出来る人ってなかなかいないのではないでしょうか。料理をスマホ撮影している人で多いのが 寄って撮る って事です。少し難しい話になりますが、広角のレンズで撮影すると歪みが生じます。歪みには色々あるんですが、画面中央から外へ向かって像が流れてしまう歪みが一般的かなと思います。

    もちろん光などの関係もありますが、像が少しでも歪んでいると人は違和感を感じます。こと料理写真に関してはこの歪みが命取りで美味しく見えなくなってしまいます。ではどうするか。

    テーブルフォトでの物撮りや料理写真は寄らないで引いて撮りましょう。この際、余計な物が写っても気にしないでください。そして、撮影後に必要な部分だけトリミングする事で歪みを解消する事が出来ます。

    スマホで写真を綺麗に撮る方法まとめ

    長々と書いてきましたが、スマホカメラは僕らにとって一番身近なカメラです。スマホカメラで綺麗な写真が撮影できたら、日々の生活が少し楽しくなるような気がしませんか?

    今回の記事を参考にスマホカメラで沢山の写真を撮影してみてくださいね!