これから趣味としてカメラを始めようと思っているみなさん、カメラをどこで買いますか?

家電量販店(〇〇○カメラとか○○○○カメラとか、○○電機とか)での購入?近くのカメラを扱っているお店?今の時代ならインターネットって手もありますね。

色々な情報が入り乱れる現代ですが、高い買い物なのでしっかり調べて、お得でいい物を手に入れたいものです。

さて今日は、カメラ以外の家電もそうですが僕みたいな田舎に住んでる人で「近くの家電量販店で購入すればいいや」って思っている人たちは本当にそれでいいのですか?って話です。本ブログはカメラや写真に関するブログなので今回はカメラに限っての記事を書きます。心あたりのある人は読んでみて下さいね。

目次

カメラの事を自分で勉強するべき理由

カメラ達

なぜこの記事を書こうと思ったのか、そこからお話していこうと思います。

  • カメラは安くないから購入者に失敗してほしくない
  • 家電量販店の店員さんの信用度(カメラの知識)
  • 地方の家電量販店のカメラコーナーは縮小されている現状
  • ざっくり書くとこんな理由からです。

    カメラは安くない

    昨今、カメラ市場の中で一眼レフカメラの販売シェアは減少しており、代わりに台頭してきたのがミラーレス一眼レフカメラと呼ばれるカメラです。

    ミラーレスカメラは従来の一眼レフカメラに対して軽量化され、サイズも非常にコンパクトな作りになっています。その為低コストでの製造が可能で低価格(一眼レフカメラに比べて)での販売が魅力です。

    低価格と言ってもフルサイズのセンサーを積んでいるものに関しては15万円前後はくだらないし、APS-Cのセンサーを積んでいる機種でも10万円前後はします。

    センサーに関しては以下の記事をご覧ください。

    センサーサイズとは?フルサイズとAPS-Cの違いを解説します!

    一般的な金銭感覚をお持ちの方ならこの価格はおいそれと出せるような金額じゃないと思います。僕も一般企業に勤めているサラリーマンの身ですので、欲しいものを欲しい時に買えるような経済力は持ち合わせていません。現在使っているカメラはカメラ歴4年で2台目のカメラですが価格の面で少し妥協した部分はあります。

    始めて購入したカメラは「CANON EOS Kiss7」という入門編のカメラでした。

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    感想(0件)

    確かこのカメラが当時7万円くらいだったと思います。カメラの事に関しては無知で勢いだけで購入した記憶があります。

    プロフィール

    次に購入したのが「CANON EOS 6D」というカメラで念願のフルサイズ機デビューでした。

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    この6Dを購入する際はカメラの知識もある程度備わっており色々な機種と悩みました。僕が当時悩んだ機種は以下の通りです。

  • CANON EOS 5D Mark Ⅲ
  • CANON EOS 5DSR
  • CANON EOS 6D
  • 上記の3機種で悩みました。カメラをやっている人なら当時の僕が値段面で妥協したというのが分かるのではないでしょうか。

    CANONの5DシリーズはCANONユーザーでなくても一度は触ってみたい機種ではないでしょうか?5DSRはCANONの高画素機と呼ばれる機種でその描写力は非常に鮮明でシャープです・・・が、高画素機は個人的に初心者や一般ユーザーには向かないと思っているので5DSRは断念しました。非常に魅力的な名機ではありますよね。

    高画素機カメラが初心者に向かない理由。

    もちろん5D Mark Ⅲも2020年現在でも非常に愛用者が多い機種です。

    某サイトでも依然評価は高いですし、「MarkⅣを買うくらいならMarkⅢとレンズ1本購入する」といったユーザーもいます。しかしこちら価格もそれなりで、購入しようとした4年前でボディ価格が30万円くらいでした。30万円って・・・。それでも買う人がいるんですからカメラマンの金銭感覚って怖いです。

    ですが僕は結果的に6Dにしました。当時の購入価格が20万円だったと記憶しています。5Dシリーズに比べて機能面で劣るところは多々あります。結果、住めば都じゃないですけど、言ってみれば使えば名機なんですよね。

    たしかに「こんな機能があったらいいな」とか思うシーンもありますが4年使用してみて本当に買ってよかったと思います。ただそう思えたのもある程度のカメラに対する知識があるからで、5Dにあって6Dにない機能でもその機能が本当に必要なのかって所もしっかり考えられたのが、値段以外の部分で5Dより機能的に劣る6Dを購入することが出来た一つの要因でもあります。

    僕が6Dを購入したのは地元のカメラ屋さんです。全国に支店があるカメラ専門店ですが購入の際には店員さんに相談する事はありませんでした。なぜ聞かなかったのかは続きを読んでいただければ分かると思います。購入を担当してくれた店員さんがカメラに詳しいか詳しくないかは今でも謎ですが、もしこの記事を読んでくれて、これから始めてのカメラを家電量販店などで購入しようと考えている初心者の方はぜひカメラの事を勉強してから家電量販店に行ってほしいと思います。

    カメラ購入の際になぜ勉強しなければいけないのか

    一番の理由は失敗してほしくないからです。

    失敗かどうかなんて買ってみなきゃ分からないじゃんって思う方もいらっしゃるかもしれませんが、買う前にリスクを減らしておく努力に損はないです。10万円も出して購入したカメラが自分に合わなかった時にはきっと後悔するでしょう。結果、カメラを使う頻度が減り「スマホでいいじゃん」ってなります。それに知識は財産になります。カメラについて勉強する事でその知識はなにかに活きる可能性があります。

    また、家電量販店に於いてカメラコーナーの規模は年々縮小されています。それはなぜかと言うと、スマホのカメラ性能の向上によるところが大きいと考えます。スマホは現代人にとって必要不可欠なものです。必要不可欠なものを荷物と考える人はなかなかいません。しかし、カメラはどうでしょうか?必要不可欠なスマホにカメラ機能があるならわざわざ一眼レフカメラを日常的に持ち歩く人なんていないですよね。需要がないんです。需要がないって事は購入する人も少ないので、店側も需要のないコーナーのプロフェッショナルを置く必要がなくなり、結果、知識の曖昧な人がカメラコーナーを担当するなどカメラ購入者にとって適切なアドバイスをしてくれるアドバイザーがいない状態になってしまっているのです。

    もちろん、すべてのお店でそんな減少が起きているわけではありませんが、「店員さんに聞けばいいや」って感じで無知のままカメラを購入しに足を運んだ時アドバイザーがいないのは非常に心もとないです。

    ですから、カメラに限らず自分の興味を持ったものは勉強するマインドを持った方が失敗を減らせるのです。つまりリスクヘッジの重要性です。

    先程も言いましたが、知識は財産です。勉強する事でリスクは減らせます。もし他の人の意見が聞きたいと思う人はカメラ経験者の友人を連れていきましょう。

    カメラに詳しい友人を連れて行くべき理由

    単純に自分の知識が足りない時に知識の補填をしてくれたりアドバイスをくれたりしてくれるからです。なぜアドバイスが必要かと言うと初心者の知識には限界があるからです。それは経験がないがゆえに勉強した知識の裏付けがないからですね。ですのでアドバイスをしてくれる経験者が必要になってくるのです。中にはそのアドバイスによって余計迷ってしまう人もいるかもしれませんが、安い買い物じゃないのでこれでもかってくらい悩むべきだと僕は思います。実際に僕は6Dを購入するまでに半年間悩みましたからね。

    半年間の間にたくさんのカメラ経験者に意見を聞いて、自分でも勉強し、購入の際には会社の先輩に同行していただきました。本当に感謝しています。

    カメラ購入の際に勉強するべき理由まとめ

    高い買い物ほど失敗するリスクは避けたいものです。そのためには自分で知識を深め足りない部分は補ってもらえばいいと思います。せっかくカメラ買ったのに使わないなんて宝の持ち腐れですからね。

    カメラ初心者の皆さんが素敵なカメラライフを送れるように心から願っております!