約一ヶ月前のイベントですが、今年も撮影に行ってきたので紹介したいと思います。ぜひ皆さんの来年の灯明祭りの参考になれば幸いです。
今年も引き続きコロナ禍の中で、まず開催されるかが心配だったのが「長野灯明祭り」です。色々な願いが込められたこの長野灯明祭りは個人的に楽しみにしているイベントの一つでした。
昨年は花火大会を始め、人が多く集まるようなイベントはほとんど中止になってしまい残念な一年でした。
とは言え主に風景写真を撮影しているので、このようなイベント事はあまり撮影しません。なので、長野灯明祭りは非常に貴重な体験が出来る場だったので、なんとか今年も開催にこぎつけてくれた運営さん達には感謝しています。
では、善光寺で開催される長野灯明祭りの歴史や情報を踏まえ、僕が撮影してきた長野灯明祭りの写真を紹介したいと思います。
- 長野県長野市 善光寺
目次
長野灯明祭りとは?
なんか昨年も記事にしたような気がしますが、長野灯明祭りは1998年長野冬季オリンピックが開催され、感動と躍動、そして恒久の平和への願いを世界に向けて発信しました。
2004年にオリンピックレガシーを継承し、弛まぬ平和への願いを再び世界へ発信するために開催された冬の祭典こそ長野灯明祭りです。
つまり、世界平和を願って開催されている祭りですね。(長野灯明祭り公式HPより)
世界平和は誰もが願うことになのに、規模感が大きすぎて自分たちが何をどうすればいいのかまったく想像が出来ないよね。そんな中でも、マザー・テレサの言葉は感慨深いものがあると個人的には思います。
少し信仰的なお話になりますが、世界平和の定義について皆さんは考えた事がありますか?
「世界平和の為に自分に何が出来るのだろうか」と考えた事がある人もいるかもしれませんが、人間一人に出来る事は、世界平和なんて大それたテーマの前では何も出来ないに等しいかもしれません。
1979年にノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサは「世界平和の為に、私達に出来る事はなんでしょう?」という質問にこう答えました。
「家に帰り、家族を大切してあげてください」
人間一人に出来る事は本当に小さいことかもしれませんが、その小さい事を見失っているようでは世界が平和になるなんて事はないのかもしれませんね。
話は脱線しましたが、近年の日本は自然災害が多発している事もあり人それぞれでこの灯明祭りに馳せる思いもあるのではないのでしょうか。
僕自信も、一昨年の台風19号で被災地へボランティアへ行きましたが、目の前の起きている光景に言葉が出ませんでした。
そんな経験もあり、この長野灯明祭りには台風19号の被災地の早い復興と、新型コロナウイルスの終息を願っています。
長野市 善光寺基本情報
- 住所:長野県長野市長野元善町491
- 駐車場:
- 駐車料金:
- 交通:車でお越しの方
- 交通:電車をご利用の方
- お問い合わせ:善光寺事務局 026-234-3591 (代)
・善光寺第1駐車場(境内北西):一般乗用車専用/24時間駐車可/高さ制限 2.0m
・善光寺第2駐車場(境内西):宿坊関係専用(※宿坊ご利用者のみ駐車可)
・善光寺第3駐車場(境内北東):一般乗用車専用/24時間駐車可/高さ制限 2.5m
・善光寺第4駐車場(境内西):一般乗用車・バス・オートバイ/24時間駐車可/高さ制限なし※繁忙期は一般乗用車専用になる場合あり。
・善光寺第5駐車場(境内西):一般乗用車専用/24時間駐車可/高さ制限 2.0m
車種 | 基本料金 | 延長料金 |
---|---|---|
乗用車 | 2時間まで500円 | 1時間毎に200円増し |
バス・マイクロバス | 2時間まで2500円 | 30分毎に500円増し |
オートバイ | 300円 | ー |
東京方面:中央自動車道[岡谷JCT]→長野自動車道[更埴JCT]→上信越自動車道[長野IC]
・関越自動車道[藤岡JCT]→上信越自動車道[長野IC]
名古屋/大阪方面:名神高速道路[小牧JCT]→中央自動車道[岡谷JCT]→長野自動車道[更埴JCT]→上信越自動車道[長野IC]
新潟/北陸方面:北陸自動車道[上越JCT]→上信越自動車道[長野IC]
東京方面:JR東京駅[北陸新幹線(1時間30分)]→JR長野駅
名古屋/大阪方面:JR新大阪駅[東海道新幹線(1時間強)]→JR名古屋駅[中央線特急「しなの」3時間]→JR長野駅
新潟/北陸方面:JR金沢駅[北陸新幹線(1時間)]→JR長野
※JR長野駅からは、善光寺口バスロータリー「1番のりば(善光寺方面行き)」の路線バスをご利用ください。下車は「善光寺大門」になります。
善光寺のマップ
観光地として有名な善光寺なので交通に関しては、文句ないです。新幹線や路線バスも充実しているのでぜひ皆さんお越しください。
善光寺 長野灯明祭りの写真
今年で5回目の灯明祭り・・・かな?毎年撮影する場所や構図が決まってしまっているので、今年はどう撮影しようか考えながら現地に向かいました。
それにコロナウイルスの関係で人の出方も気になるところですね。
到着が16時半で、灯明祭りは18時からなので仲見世通りにあるスタバさんで一休み。ボケーっとしながらの人間観察をするのが好きです。
時間と同時に動き始めましたが、なんか例年と違う。
毎年仁王門に向かう道に夢灯り絵という数多くの灯籠が並んでいたのですが、今年はその夢灯り絵がない。「あれ?やってないのかな?」なんて思いながら、まずは八幡屋礒五郎の建物を撮影。趣きのある非常に映える建物です。主張し過ぎていないイルミネーションも素敵です。
仁王門をくぐり抜けて、仲見世通りで食べ歩きをしながら山門を105mmで撮影しました。いい味だしてますね。
いよいよ本堂へ。山門付近からライトアップは見えてはいたのですが、近くにくると非常に幻想的な雰囲気でした。人混みをぬって三脚を建てれそうなスペースを見つけたのでとりあえず1枚。
ライトアップは青や赤や黄色や緑などがあって非常に綺麗でした。ただ肝心な夢灯り絵はどこへ?って思いながら引き上げていると仲見世通りの突き当りの、駒返り橋通りで夢灯り絵のイベントが開催されてました。
いつもと違う場所で行う事の意味については深く考えませんでしたが。コロナウイルスの影響で規模を縮小したのではないかと考えています。
もしくは、最終日だから片付けの関係とか?そんなわけないか。
もちろん定番の和傘の場所でも撮影してきました。ここはどんどん激戦区になっていきますね。多くの人で賑わっていました。
和傘の宿坊の隣でも綺麗な撮影スポットがあったので撮影しました。昨年も撮影したような気がしますが、昨年とは一味違った感じになってましたね。
善光寺 長野灯明祭りのまとめ
毎年楽しみにしている善光寺の長野灯明祭りですが今年は新型コロナウイルスの関係もあり少し様子の違う灯明祭りでした。
地元の学生さん達がコロナウイルス対策のアナウンスを行ったりと運営側の努力や工夫が見られて、人は多かったですがそこまで不安な感じはしませんでしたね。
灯明祭りだけでなくイベントではこのように運営さん達がしっかりと努力している事で成り立っているのですね。
今から来年も楽しみです。