念願の一眼レフを購入して連日撮影に明け暮れているカメラ初心者のみなさんこんにちは。

最近はSNSの普及もあり沢山の素敵な作品を目にする機会が増えました。僕もさらなる向上を目指し色んな作品を見ては「これはどう撮るんだろう」とか毎日のように考えています。才能はどうしようもないですが、センスは努力次第で磨けると信じています。

素敵だなと思える写真って、だいたい法則というか、ある程度の決まったルールがあります。今日は、そんな当たり前だけど僕みたいなペーペーなカメラマンやカメラ初心者が忘れがちな法則と「結果、風景撮るなら三脚が必要だよね」って話をしたいと思います。

目次

素敵な写真に共通する法則

ひらめき

これって当たり前すぎてある程度経験を積んでくると触れなくなる部分なんですよね。だけど、基本中の基本なのに意外とペーペーカメラマンやカメラ初心者の方は忘れがちだったり意識できていないように思います。

さて、その当たり前過ぎて誰も触れないような事を「そんな事分かっているわ」って苦情覚悟で書こうとPCのキーボードをカタカタしているわけです。とりあえず温かい目で読んでいただけると嬉しいです。

写真撮影でも基本は大切

何をするにもやはり基本は大切です。僕は小さい頃からサッカーをやっていましたが、基本となる「止める・運ぶ・蹴る」は嫌になるくらい練習しました。カメラも然りでやはり基本は大切です。じゃあ、カメラの基本ってなんだろうかって話ですよね。実は素敵と思える写真はこの基本がしっかり出来ているんです。

  • 水平・垂直がとれている
  • 画面内の四隅まで意識できている
  • ブレがない
  • ピントが合っている
  • 明確な構図が把握できる
  • 主題・副題が意識できている
  • この6つが僕が素敵だなと思える写真の共通項でした。

    で「基本」の話に戻るんですが、この6つのうちの①〜⑤って基本中の基本だと思いませんか?まぁ、100歩譲って⑤は多少なりとも勉強する必要はあるかと思いますが、他の4つはしっかり意識しないとどんなに良い構図だったり、どんなに綺麗な景色でも正直がっかりな写真と言わざる負えないです。

    そこでカメラ初心者の皆さんに朗報です。上記の基本のうちの上から4項目を解決してくれるアイテムがあるんです。そんな便利グッズが 三脚 です。え?そんなの知ってるって?でも三脚って重いし、荷物になって邪魔だしとか思っていませんか?僕は思っていましたよ。「三脚なんて重いし、かさ張って荷物になるし邪魔」って。「SS遅くて手ブレするならISO感度あげてSS稼げばいいじゃん」って思ってましたよ。

    写真撮影にて三脚を使用するメリット

    三脚

    今回はメリットしか紹介しません。むしろメリットしか無いんじゃないかと思えるくらいに効果的なアイテムです。以前にも三脚に関する記事を書いた事があるので復習になる部分もありますが、それくらい三脚を使用する事は大切なんです。

    風景写真撮るなら三脚必須って話!

    水平・垂直がしっかりとれる

    最近のカメラはボディ内に水平器が搭載されていて、光学ファインダーでも電子ファインダーでも覗けば水平器が表示され水平が取りやすくなっています。ですが手持ちだとやはり限界があります。人間の体って完璧にその姿勢を保つ事って不可能に近いですからね。

    もちろん撮影後に現像ソフトで修正をかけてもいいかもしれませんが、現像の作業って思ったより大変なんです。何十枚、何百枚の中から厳選してレタッチするので出来れば撮影の段階でレタッチの手間を省くように撮影する事は非常に大切なんです。

    そこで三脚を使用して、水平垂直をしっかりとりましょう。三脚を使用すればカメラがしっかり固定されるので水平や垂直がとりやすくなります。

    客観的に見れるので四隅まで意識が届く

    ファインダーでの撮影って主観での撮影になるので意外と四隅まで意識が届きにくいです。(僕だけかな?)三脚を使用して背面液晶で構図などを練るとファインダーから目が離れる分、客観的な視点で見ることができ画面の四隅まで意識が届きます。この恩恵は大きいです。

    手ブレがなくなる

    初心者の方の写真で多い失敗の要因の1つに「手ブレ」があげられます。手ブレの原因は主にSSが遅い事があげられます。

    そこで「手ブレするなら手で持たなきゃいいじゃん」って話です。もちろん三脚を使用できる条件が整っていればですが・・・三脚を使用する事で低速のSSでもブレません。(被写体ブレは別の話ですが)暗所部での撮影はSSを遅くして光量を多く取り込みたいので三脚必須ですね。

    MFでのピント合わせが簡単

    カメラのAFは非常に優秀です。それだけにAFだけに頼ってしまいがちですが、機械だって完璧ではありません。AFだけに頼っているともしかしたら痛い目に合う可能性も無きにしもあらずなので、三脚にカメラを固定し、背面モニターで等倍表示してMFでピント合わせをするとジャスピンにしやすいです。

    以上が僕が考える三脚を使用する事のメリットになります。

    次におすすめの三脚を紹介しようと思いますので、まだ三脚の用意が無い方や三脚の買い替えも考えている方は参考までにどうぞ。ちなみに三脚購入時に注意したい点は過去の記事を読んでみて下さいね。三脚も決して安いものではないですが、大枚叩いても買うべき機材です。

    オススメの三脚紹介

    ①スリック(SLIK)ライトカーボン E83 FA

    中型のカーボン製三脚です。凡用性が高く、価格の比較的安価なのでコスパがいい三脚です。


    SLIK カーボン三脚 ライトカーボン E83 3段 ナットロック式 28mmパイプ径 3ウェイ雲台 クイックシュー式 108314
    ・全高 最大1795mm
    ・縮長 690mm
    ・重量 1775g
    ・パイプ経 28mm
    ・耐荷重 5Kg

    ②スリック(SLIK)エアリーカーボン 644 LED

    特徴はエレベーターの下にLEDライトが搭載されているのが特徴です。非常に軽量でコンパクトになるので持ち運びに便利です。


    SLIK カーボン三脚 エアリーカーボン 644 LED 4段ナットロック式 脚反転機構 クイックシュー式自由雲台 LEDライト搭載 108475
    ・全高 最大1795mm
    ・縮長 475mm
    ・重量 1210g
    ・パイプ経 22mm
    ・耐荷重 3Kg

    ③スリック(SLIK)エアリー M100

    こちらの三脚はトラベル三脚になります。折りたたみ時の縮長は350mmと非常にコンパクトです。しかも縮長時の太さは500mlのペットボトルと同じ位の太さなので旅行カバンのサイドポケットにINできます。


    SLIK 三脚 エアリー M100 WQ ダブルクイックシューセット 4段 レバーロック式 自由雲台 脚反転式 107232
    ・全高 最大1241mm
    ・縮長 350mm(折りたたみ時)
    ・重量 895g
    ・パイプ経 20mm
    ・耐荷重 1.5Kg

    ④ベルボン(Velbon)シャルパ 635 Ⅲ

    ベルボンのこちらの三脚はクイックシュー機構付きの3Way雲台がセットになっており。ローポジションの撮影も可能です。価格帯も抑えられておりコスパの良い三脚です。


    Velbon 三脚 Sherpa 635 III 3段 レバーロック 脚径29mm 中型 3Way雲台 クイックシュー対応 アルミ脚 445742
    ・全高 最大1790mm
    ・縮長 670mm
    ・重量 2420g
    ・パイプ経 29mm
    ・耐荷重 3Kg

    ⑤ベルボン(Velbon)UT-63 Ⅲ

    コンパクトで軽量ですが非常に頑丈な三脚です。余計な部品が無いため伸縮比が高く、関節部分が強いのが特徴です。


    Velbon トラベル三脚 ULTREK UT-3AR 5段 ウルトラロック 脚径21mm 小型 自由雲台 アルカスイス互換 アルミ脚 437006

    上記は脚のパイプ21mmですがパイプ径30mmまであるので確認してみて下さい。

    ・全高 最大1520mm
    ・縮長 357mm
    ・重量 1600g
    ・パイプ経 30mm
    ・耐荷重 4Kg

    ⑥マンフロット(Manfrotto)055プロアルミニウム三脚 3段+RC付き3Way雲台キット

    マンフロットの中型以上の三脚の特徴でもあるセンターポールが90°横へ倒せるのでローアングルの撮影も可能です。3Way雲台も付属しています。かなりしっかりした作りになっているので重量のあるセッティングでの使用が可能です。


    Manfrotto プロ三脚 055シリーズ アルミ 3段 + RC2付3Way雲台キット MK055XPRO3-3W
    ・全高 最大1830mm
    ・縮長 740mm
    ・重量 3500g
    ・パイプ経 30mm
    ・耐荷重 8Kg

    ⑦シルイ(SIRUI) A-1005+Y-10 SET

    特徴は5段仕様の脚に、センターポールも2段仕様になっているのが特徴です。サイズに対してやや重めですが雲台付属です。僕はSIRUIの雲台を使用していますがオススメです、(こちら)


    SIRUI 三脚 雲台セット 小型アルミ三脚5段 自由雲台 A-1005+Y-10 SET 【国内正規品】
    ・全高 最大1490mm
    ・縮長 530mm
    ・重量 1500g
    ・パイプ経 25mm
    ・耐荷重 10Kg

    ⑧シルイ(SIRUI) T-2005X

    トラベル三脚にも関わらず、プロ使用のセッティングにも耐えられます。耐荷重12Kgと大型のズームレンズにも対応できるので旅先での本格的な撮影にも対応出来ます。


    SIRUI (シルイ) アルミニウム中型三脚 T-2005X 【並行輸入品】
    ・全高 最大1445mm
    ・縮長 370mm
    ・重量 1500g
    ・パイプ経 28mm
    ・耐荷重 12Kg

    以上が僕がオススメする三脚8選です。

    三脚を購入すべき理由まとめ

    三脚も用途に応じた物をと思いますが、最低条件として頑丈な物を選ぶべきだと思います。高価な機材を乗せるものですからしっかりした三脚で安心を買いましょう!